2009-01-01から1年間の記事一覧

喜楽々の揚げ揚げシラス飯と鴨

東川口のラーメン店、喜楽々の2009年10月の今月のご飯は揚げ揚げシラス飯。 ご飯の上に、ごま油で揚げたシラスと青じそ、紫玉ねぎのマリネが載ります。シラスは香ばしくて、旨みが強いです。青じそが香りのアクセントに、玉ねぎが食感のアクセントになってい…

中本新宿店の汁なしインドラーメン北極温泉玉子かけご飯付き

中本新宿店の2009年10月の月替わり限定メニューは、汁なしインドラーメン北極温泉玉子かけご飯付き。 汁なしインドラーメンは、辛味噌味の混ぜそばに、カレー、チーズがトッピングされたもの。メインとなる味は、いかにも中本らしい辛味噌で、カレー味はアク…

吾輩はシャーロック・ホームズである

柳広司の長編ミステリ。 ホームズとワトソンが実在する世界。そこでは、シャーロック・ホームズ譚も発表されています。そんなロンドンに留学中の夏目漱石は、心を病んで、自分がホームズであると思いこみ、ワトスンのもとに送られます。 軽い読み口の歴史ミ…

ダブルジョーカー

柳広司の連作スパイミステリー。名作『ジョーカーゲーム』の続編にあたります。近作も実にハイレベル。 今回D機関と係るのは、風機関、共産スパイ、ドイツ情報部など。いよいよD機関実戦配備です。 しかしながら、史実としては、無謀な戦争をして日本は敗れ…

追想五断章

米澤穂信の長編ミステリ。 古本屋に勤める青年が、ある女性の依頼によって、亡き父が書き残した5編の小説を探し求めるという物語。 5編の小説は、リドルストーリー(結末が分からないストーリー)になっており、これらの小説も、作中作として作品に織り込ま…

今月のまんがくらぶオリジナル

まんがくらぶオリジナル2009年11月号の感想 『うちの姉様』 野広美由 「新型タイムマシン」 舞台は駒場東大前ですね。 「野球観戦」 広島カープと読買デカンツ。広島だけ実名なのが不思議。 「豹変」 (すごい広島弁) 新しい表現。「何をしょんなら」とか言…

ビッグコミック増刊号

ビッグコミック10月17日増刊号より、『れんげヌードルライフ』の感想 『れんげヌードルライフ』 小坂俊史 今回は季節ネタが多いですね。体育祭に、マツタケ、文化祭。 「成果ばっちり」 毎日、おかもち持って走って出前だったのか。大変そうだ。体力はついた…

今月のまんがライフオリジナル

まんがライフオリジナル2009年10月号の感想 『おうちがいちばん』 秋月りす 小学校の運動会の話と思ったら、途中から町内運動会の話に。 ?と思ったら、2色ページは再録でした。秋月先生に何かあったのでしょうか。心配です。 『店長の憂鬱』 碓井尻尾 「SOS…

喜楽々のあおもり初雪たけ飯

東川口のラーメン店喜楽々の、2009年9月の今月のご飯は、あおもり初雪たけ飯。 初雪たけとは、白いナメコで、これとキクラゲ、鶏肉を炒めたものが、ご飯の上に載っています。そして、その下には、ラー油ソースにまぶされた豆腐の角切りが入っていて、スパイ…

中本新宿店の北極涼麺

中本新宿店の2009年9月の月替わりメニューは、北極涼麺。 すこし酸味のある冷たくて辛いスープに、冷した麺、茹でた人参、キャベツ、もやし、ゴマ、そして冷した茹で豚がたっぷりと。 野菜がシャキシャキ、麺がモチモチで、非常に食感がよく、気持ちよく食べ…

元気でいてよ、R2-D2

北村薫の短編集。全8作。 ミステリーではないですが、終盤にひやりとした恐怖や驚きが仕込まれた作品群です。 多くの作品では、まず女性の日常生活が情感豊かに描かれます。それが終盤に至ると、やおら緊迫感が高まって、物語の最後でスパンと切り落とされ、…

プリズム

貫井徳郎の長編ミステリー。 女性教師殺人事件を、素人探偵の探偵役がリレーしていくという趣向で描きます。一人の人間、一つの事件に、多角的な光が当てられるという意味で、確かにプリズムのイメージです。ちょっと『愚行録』に近い味もありますね。 最後…

サイモン・アークの事件簿I

エドワード・D・ホックの短編ミステリー集。 オカルト探偵サイモン・アークシリーズ。このシリーズは、1955年の作者のデビュー作から、作者の没年の2008年まで、50年以上にわたって書き続けられた作品です。 しかも、作品内の時間は、作品が書かれた時代と、…

9の扉

北村薫、法月綸太郎、殊能将之、鳥飼否宇、麻耶雄嵩、竹本健治、貫井徳郎、歌野晶午、辻村深月による短編集。前の作品を書いた作家が、次の作家の短編のテーマを指定する、というリレー短編集。 著者には、一線級のミステリー作家が揃っています。作品は、ミ…

コミティア89

記事にするのが遅くなりましたが、8月23日は、同人誌即売会コミティア89に行きました。戦利品はこちら。 寄らせていただいたサークルは、ジャポニカ自由帳(小坂俊史先生、重野なおき先生)bloom(本山理咲先生)、KKG(黒金魚先生)、薔薇とチョップ(矢直…

今月のまんがくらぶ

まんがくらぶ2009年10月号の感想 『まい・ほーむ』 むんこ つぶれかけの遊園地。ジェットコースター、バンジージャンプ、お化け屋敷もあって、かなり大規模。しかし、閉園の日にも閑古鳥では、つぶれてもやむなしか。 『うちは寿』 小池恵子 『おかあさまと…

今月のまんがライフMOMO

まんがライフMOMO2009年10月号の感想 『せんせいのお時間』 ももせたまみ 柱のももせ先生のコメント、「向さんありがとうございます!!」というのは、8月1日TBSの『よゐこ部』という番組で、天津向さんが、『せんせいのお時間』をイチオシ漫画として紹介し…

今月のまんがタイムオリジナル

まんがタイムオリジナル2009年10月号の感想 『らいか・デイズ』 むんこ 陽子ちゃんのお兄さん話。陽子ちゃんが、小学生にしてロック好きなのは、お兄さんの影響みたいですね。 『ささきまみれ』 小坂俊史 「時代よ私に追いつけ」 女性雑誌を、立ち読みではな…

今月のまんがくらぶオリジナル

まんがくらぶオリジナル2009年10月号の感想 『うちの姉様』 野広実由 巻頭カラー第一回。 「あらためて紹介」 1本目から、いきなり縞パンですか。 「夏休みの思い出」 1コマ目、担任のひろしくんに、お土産を渡しているんですね。 「飛行機」 羽田→旭川便み…

喜楽々のシラスとアボカド飯 ぱーと2

東川口のラーメン店、喜楽々の2009年8月の今月のご飯は、シラスとアボカド飯 ぱーと2。 胚芽米?のご飯の上にマスカルポーネチーズ。そして、アボカド、なめこ、シラス、昆布、ミョウガが添えられています。 クリーミーなマスカルポーネチーズとアボカドが、…

中本新宿店の北極の超 新宿ver.

中本新宿店の8月18日〜8月31日、16:00〜19:00の期間限定メニューで、北極の超 新宿ver. が提供されています。 新宿ver.と銘打つだけあって、他店の北極の超とは、かなり異なります。新宿店と言えばインドということで、名物のカレー入りとなっています。 北…

46番目の密室 

有栖川有栖の長編ミステリー。 作家有栖と火村英生の最初の事件。1992年の作品。新装の文庫が出ました。 推理作家と編集者が集まる山荘で起こる密室殺人。どうやって密室を? という謎よりも、なぜ密室が? という謎に重点を置いているところがロジカルです…

愚行録

貫井徳郎の長編ミステリー。 一家四人の惨殺事件に関連して、被害者の友人知人にインタビューが行われ、それによって、被害者夫婦の人となりを浮かび上がらせるという作品。で、その友人知人が、嫌なやつらで、被害者の夫婦も、実に嫌な人物なんです。まさに…

矢上教授の午後

森谷明子の長編ミステリー。 多視点のカットバックで、一見平穏な日常が、謎の気配を含んでスリリングに展開する前半と、大学の古ぼけた研究棟が、なんと吹雪の山荘と化してしまうユニークな後半。 殺人事件のフーダニットとして読むと、ちょっと物足りない…

今月のまんがライフオリジナル

まんがライフオリジナル2009年9月号の感想 『おうちがいちばん』 秋月りす 「立体化してみる」 課長のシミュレーション、女性だから、笑っていられますね。男がこんなシミュレーションをやったら、大顰蹙でしょう。 「板ばさみ」 タカヒコさん夏ヤセシリーズ…

ミート屋のミートソースパスタ

お祭り中の阿佐ヶ谷で、ミート屋のミートソースパスタ。 ソースは、ミートソースとデミグラスソースと和風ソースの中間みたいな不思議な味。コクがあって、粉チーズと合います。パスタは、平打ち生麺。よくかきまぜていただきます。 住所: 東京都杉並区阿佐…

阿佐ヶ谷パールセンターの七夕まつり

土曜日は、阿佐ヶ谷パールセンターの七夕まつりに行きました。巨大なハリボテで有名な祭りです。ハリボテも楽しいですが、食べものの屋台が、非常に豊富なのも魅力です。それでは、ハリボテの写真を。 まずは、ボーカロイドネタ、たこルカ。ネットで話題にな…

今月のまんがくらぶ

まんがくらぶ2009年9月号の感想 『まい・ほーむ』 むんこ 連載再開。軽めのネタで、肩慣らしといったところかな。 『血液型深イイ話』 企画ページ。大城さとし先生が、ふくた伊佐央先生になっています。さすがにこれは失礼なのでは? 『店長の憂鬱』 碓井尻…

サマーウォーズ

風通しの良い、上質なエンターテインメント映画でした。スピード感のある展開と、気持ちのいいキャラクターに引っ張られて、2時間があっという間です。密度が高いのに、さわやかな映画です。 細田守監督のファンなので、すでに何回か見たのですが、1回目より…

今月のまんがライフMOMO

まんがライフMOMO2009年9月号の感想 『天使のお仕事』 佐藤両々 妊婦ナースの日々。 「外来」 沢木さんと再会。エレベータ事件から、赤ちゃんが大きくなるほど、時間が経っていたんですね。 「それはもう色々と」 改めて沢木さんと和解。 「涙」 1コマ目の涙…