2015-01-01から1年間の記事一覧
ビッグコミックオリジナル2016年1月増刊号の感想 『まどいのよそじ』 小坂俊史 第13回 マンション 夫も妻も暴走機関車。 マンションに住むという子供っぽい願望を、大人の成果として欲しがるという、成熟しきっていない40歳。 栃木と群馬に対する二人のイメ…
まんがライフオリジナル2016年1月号の感想 『願いましては』 碓井尻尾 そろばんで鍛えた電光石火の手さばきで、手芸関連もウルトラスピード。七瀬ちゃんの目が悪いがゆえの萌えシーンと、ゼロのだてメガネが、コントラストをなしています。このコントラスト…
まんがくらぶ2016年1月号の感想 『父とヒゲゴリラと私』 小池定路 不器用な女(OL)と男(幼稚園児)。 『堕天使の事情』 神仙寺瑛 カルルス先生に、本作の人物名が温泉縛りだったことを思いだす。 『せんせいになれません』 小坂俊史 「初観測」 降る雪や …
まんがライフSTORIA Vol.15の感想 『ラーメン大好き小泉さん』 鳴見なる 31杯目 R20 食べてきました。テキーララーメン。 店主が、喜多方ラーメンの名店『七彩』の出身ということもあり、ラーメンのベースはしっかり。喜多方風のハイレベルな平打ち麺に、軽…
まんがライフMOMO 2016年1月号の感想 『晴れのちシンデレラ』 宮成樂 お嬢様≒はじめ人間。ゴゴンゴーン♪ 『白鳥ちゃん閲覧禁止っ!!』 ひらふみ 小坂俊史先生の『月刊フリップ編集日誌』にフォロワーができた!「モデルは竹書房だよね」と言われちゃうところ…
まんがタイムオリジナル2016年1月号の感想 『ぎんぶら』 安堂友子 「流れるように」 ややゼーレっぽい。 『小森さんは断れない』 クール教信者 花屋のジャンボ(いろいろと)。 『おかん』 小坂俊史 「超ヒマそう」 ファミレスでインフルエンザ蔓延。おかん…
まんがライフオリジナル2015年12月号の感想 『よんこまのこ』 重野なおき 「飛ぶ?光る?」 「ワレハ天使シゲノナオキ、コンゴトモヨロシク」 『りふじんなふたり』 松田円 人間関係の広がりにつれて、タイトルの「りふじんなふたり」とは誰と誰を指すのか、…
ビッグコミックオリジナル2015年11月20日号の感想 『まどいのよそじ』 小坂俊史 特別編9 戦力外通告 シリーズ化によって、40歳から始まってしまうプロ野球漫画という崖っぷちなジャンルが、確立されつつあります。 340ページの七転八倒が、心象風景というの…
まんがくらぶ2015年12月月号の感想 『せんせいになれません』 小坂俊史 「数の問題」 「集計方法を変えてごまかすような連中に騙されるな」という教訓。 「笑えねえなあ」 「いじわるじいさんにバチが当たる」がごとき感覚。 「百円違うんだ」 人の幸福と人…
まんがライフMOMO 2015年12月号の感想 『ポヨポヨ観察日記』 樹るう 最後の4コマは、料理の絵と台詞だけで、場面の状況がいきいきと伝わる驚異のテクニック。そしてナチュラルボーン男前。 『崖っぷち天使マジカルハンナちゃん』 佐藤両々 ハンナの嗅覚が心…
まんがタイムオリジナル2015年12月号の感想 『ラディカル・ホスピタル』 ひらのあゆ 「供物」 一瞬、「生シチュー」と読んでしまって、二度見しました。 『小森さんは断れない』 クール教信者 フリーズドライだと、かなりパサパサですね。冷凍食品? 『らい…
ビッグコミックオリジナル2015年11月増刊号の感想 『まどいのよそじ』 小坂俊史 第12回 ハロウィン ハロウィンが苦手で、バツイチで、さえ子さん(?)の友達。 世界的にも、現在のようなハロウィンの仮装は歴史が浅いようなので、そもそも中高年にとっては…
まんがライフオリジナル2015年11月号の感想 『おうちがいちばん』 秋月りす 「子育て支援」 八百屋さんたちが直接のスポンサーなのか、自治会費で食料品を購入しているのか。前者なら、コマーシャルタイムがありそう。 『ばつ×いち』 おーはしるい 「とって…
まんがくらぶ2015年11月号の感想 『父とヒゲゴリラと私』 小池定路 職場の同僚が、人間的に信用できないのって、辛いですよねえ。学校のように、教育のためにいっしょにいるわけではなく、金儲けの利害のためにいっしょにいるだけなので、向こうにトラブル解…
まんがライフSTORIA Vol.14の感想 『ラーメン大好き小泉さん』 鳴見なる ラーメン漫画の天才バカボンやー! 『パンクティーンエイジガールデスロックンロールヘブン』 ハトポポコ 「26歳!高校生から10年で、まだそこか!」と思う方もおられるでしょうが、普…
まんがライフMOMO 2015年11月号の感想 『崖っぷち天使マジカルハンナちゃん』 佐藤両々 真出さん、帆南が好きなことよりも、全く手段を選ばないことのほうが、怖い怖い怖い。社会復帰できるのだろうか? 『初恋症候群』 瀬戸口みづき 東吾と瑠璃の会話がメイ…
まんがタイムオリジナル2015年11月号の感想 『あかるい夫婦計画』 井上トモコ 「満身創痍の男」 利き腕を怪我したばかりで、初めて女性を食事に誘うのはギャンブルですね。たぶんまだ色々手伝ってもらわないと食事はできない。ある程度、その人に助けてもら…
ビッグコミックオリジナル2015年10月5日号の感想 『まどいのよそじ』 小坂俊史 特別編8 大人の趣味 自分の周囲のアイドル好きも、30代、40代が多いですね。 「萌え」という言葉自体は、かなり下火になったようですが、社会が一度「萌え」という価値観をくぐ…
まんがライフオリジナル2015年10月号の感想 『きらきらビームプロダクション』 板倉梓 台詞の標準フォントサイズを小さくすることで、口下手系キャラの表現をするのは、比較的新しい試みなのでは? 言葉で伝えるのは得意ではないけれど、言葉じゃない相手の…
まんがくらぶ2015年10月号の感想 『有閑みわさん』 たかの宗美 ボールペンで髪をまとめるドラマは、花咲舞か。 『春と秋について』 むんこ ハルも面倒くさい。彩花も面倒くさい。やはりアキトも面倒くさいのかな。 欄外のカツカレーコメントに、ガッツポーズ…
まんがライフMOMO 2015年10月号の感想 『ポヨポヨ観察日記』 樹るう いい話だが、ルマンドはブルボンだ。 『ロボ娘のアーキティクチャ』 山東ユカ 「テイスティング」 1.5Vの乾電池だと、実際にリード線を舌にあてて、電圧の強さを味で判別できます。ラジカ…
まんがタイムオリジナル2015年10月号の感想 『ラデイカル・ホスピタル』 ひらのあゆ 髪の毛にトーンを貼らないで、かつ白衣だから、白黒ページだと画面が白いのですね。 『らいか・デイズ』 むんこ 「おしつけ合戦」 陽子ちゃんの驚異の運搬能力。まなみちゃ…
1.はじめに 細田守監督のアニメ映画『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』に関しては、高い評価がある一方で、「違和感がある」「好きになれない」といった意見も、相当数みられます。本稿では、その違和感が何に由来しているのか…
ビッグコミックオリジナル2015年9月増刊の感想 『その女、ジルバ』 有間しのぶ 多くの場合、愚行や蛮行は、理想や美辞麗句の下で、醜く蔓延します。人間は、理想とは程遠い、かっこ悪いくらいの姿で生きるのが、丁度いいのでしょう。 『阿鼻叫喚!! ゆるふわ…
まんがライフオリジナル2015年9月号の感想 『おうちがいちばん』 秋月りす 「残された二人」 人生経験値の高い母と、低い息子。 『だから美代子です』 むんこ 美代子さんは、今のままの生活が続く限り、子供を持つことはありません。人生とは、何かを選び取…
ビッグコミックオリジナル2015年8月20日号 『まどいのよそじ』 小坂俊史 特別編7 心霊写真 今年の夏は、例年になく怪談系のイベント数が多いのだとか。「恐れる体験」は、確かに人間にとって必要なのでしょう。私自身は、「心霊写真」よりも、「心霊写真を簡…
まんがくらぶ2015年9月号の感想 『高尾の天狗と脱・ハイヒール』 氷堂リョージ 「ジェントルマンたぬき」 ニュークス(マッドマックス)みたい。 『のみじょし』 迂闊 オランダ煮?と思いましたが、揚げ煮にするんですね。 『なぎさ食堂』 藤沢カミヤ しらた…
まんがライフSTORIA Vol.13の感想 『ラーメン大好き小泉さん』 鳴見なる 24杯目 大阪 登場したラーメン店について、調べてみた範囲で。 p13の高井田系は、丈六(難波)。 p18の新店は、人類みな麺類(南方)、麺香房 三く(新福島)、ストライク軒(天神橋筋…
まんがライフMOMO 2015年9月号の感想 『森田さんは無口』 佐野妙 巻頭カラーではエロシーン、という見事な様式美。 『青春甘辛煮』 碓井尻尾 「買い食いをするのに変装をしてしまう女」というエピソードが、山南さんの人柄そのものを表現できているところが…
まんがタイムオリジナル2015年9月号の感想 『小森さんは断れない』 クール教信者 芳文社の漫画で遊園地に行くなら、当然そこになりますね。 『ぎんぶら』 安堂友子 「こだわる理由」 梯子に乗らずに本が取れる移動装置が、地味に欲しい。 『おかん』 小坂俊…