まんがタイムオリジナル2015年11月号

まんがタイムオリジナル2015年11月号の感想
http://www.manga-time.com/link/data/magazine_09.html

『あかるい夫婦計画』 井上トモコ

 「満身創痍の男」 利き腕を怪我したばかりで、初めて女性を食事に誘うのはギャンブルですね。たぶんまだ色々手伝ってもらわないと食事はできない。ある程度、その人に助けてもらう必然性がないと苦しいでしょう。

『ぎんぶら』 安堂友子

 テレパッチというお菓子があったのを思い出しました。あのネーミングもテレパシーから来ていた可能性がありますね。

北斎のむすめ。』 松阪

 吉原で高尾と言えば、落語ファンが思い出すのは『紺屋高尾』。
 しかし、『紺屋高尾』は1700年代初頭の話で、北斎の娘お栄は幕末まで生きた人物なので、時代が異なります。一方、『紺屋高尾』と類似した噺の『幾代餅』では、清三と幾代が出した餅屋が、明治維新のころまで栄えたとあるので、幾代太夫のほうは時代が近そう。

『小森さんは断れない』 クール教信者

 笹岡志紀さん、あだ名は「ホトトギス」かな?

『たよスポ』 王嶋環

 豹柄は、野球のユニフォームには似合わないなあ。

『おかん』 小坂俊史

 「自業自得」 こういうのが好きな町内。10年間で185回開催ということは、途中から月2回開催に変わったのかな?
 「まったくまぎらわしい」 タイトルの「まぎらわしい」がダブルミーニング的。
 「芸達者ゆえ」 80年代のワルですね。あのころの不良が、制服は嫌だと言いながら、みんな判で押したように同じ格好をしていたのが不思議だったのですが、あれは、外部に向けて、自分が不良であることを知らせるための記号を着ていたのですね。
 「いいことだけ」 つもり貯金ならぬ、つもり散財。
 「設定に無理がある」 3日後でこれだと、30日後には… 忘れられているか。
 「でもやってそう」 芳文社の雑誌に、もと竹書房の編集者が。
 「驚異の拡散力」 うわさ1つ→くしゃみ3つ、くしゃみ1つ→うわさ3つ、これではネズミ算式に増えてしまう。早く宇宙に!
 「はかどりすぎた憶測」 「ウワサがバラまかれる」ことを憂うウワサがバラまかれる自業自得。
 「それはもう正確に」 子供が真似したりしているんでしょうか。
 「生存確認」 潜水艦のソナーが音波で探知するように、ウワサの波で互いを検知する夫婦。ただし、ウワサの内容はエスカレートしつつある模様。
 「どうしてこうなった」 どーでもいいことでウワサが流れるというのも人徳。

『みつめるっ!上野さん』 中邑天

 仕込みを回収する回。ラフな絵が、密度の高いストーリー展開を可能にしています。