7月11日に、映画『ゲド戦記』の地上波放映があるようです。それを前に、原作の読者として、この映画について、言いたいことを言っておこうと思います。 ただし、原作小説と映画のDVDは、人に貸していて、現在手元にありません。記憶に基づいて書くので、不正…

アニメ映画の話です。2008年7月4日に、森田宏幸監督の『猫の恩返し』が、7月19日に細田守監督の『時をかける少女』が、それぞれ地上波放映されます。 製作過程に因縁が深く、物語の構造が非常に似ている、この2本の作品を、これを機会に見比べていただくのも…

東川口のラーメン店喜楽々が、今日（2008年6月24日）限定で、うどん店として特別営業しました。メニューはこちら。讃岐スタイルでバリエーションが豊富。迷ってしまいます。 頼んだ品は、鶏天飯と、かけうどん（冷）の中、油揚げ。 鶏天飯は、名前のとおり、…

まんがくらぶオリジナル2008年8月号の感想 『がんばれ！メメ子ちゃん』 むんこ 今回は、つくづく、むんこ先生の凄さを実感させられました。居酒屋のちえこさん、岸田の兄、恭介さん、良いキャラクターです。キャラクターの深め方、作品世界の広げ方が見事で…

今日は、同人誌即売会よんこまスケッチに出かけてきました。4コマ系同人誌即売会の「よんこまスケッチ」と、らき☆すたオンリーイベント「陵桜祭5GOGO」と、VOCALOIDオンリーイベント「VOCALOID PARADISE」との併催です。 私は、『らき☆すた』は読んだことが…

佐藤両々先生の4コマ漫画。とんでもない凶運の持ち主で、あらゆる面でついていないOL幸花ちゃんと、同僚の鶴ちゃん、亀ちゃん、ついているOL祝部（ほりべ）さん、触るもの皆ブチ壊すサラリーマン、クラッシャー岩井などが活躍します。 この巻の後半では、男…

諸星大二郎のオバケ漫画のシリーズ。巻を追うごとにレギュラーキャラが増えて、にぎやかになっています。 怖い話というよりも、コメディー色の強い作品となっています。独特のとぼけた味が魅力です。 舞台となるのは、胃の頭町。これが井の頭をモデルにして…

田中啓文の落語ミステリの第3弾。前作「ハナシがちがう！」「ハナシにならん！」は、集英社で文庫になっています。 はじめての方は、まずはそちらから。特に第1作は、落語ミステリの歴史に残る傑作です。1作読めば、続きが読みたくなること間違いなし。なお…

まんがライフオリジナル2008年7月号の感想。 『おうちがいちばん』 秋月りす 「奥さんの気持ち」 自宅で美容院。良さそうだけど、髪の毛が散って、後が大変そうです。 「夫婦のキズナ」 長く連れ添った夫婦ならではですね。 「ママといっしょに」 子供の気持…

中本目黒店に、今月の限定メニューを食べに行ったのですが、先月と同じく冷やし味噌卵麺と冷やし醤油ラーメンだったので、予定を変更して、五目味噌タンメンを食べました。 正直、それほど空腹感はなかったのですが、山盛りの野菜炒めと、今にもこぼれそうな…

東川口のラーメン店、喜楽々、2008年6月の今月の御飯は、「ガーリックチーズリゾット仕立てチキン照り焼き添え」。 チーズ風味のガーリックライスと鶏の照り焼きの上に、バジルソースとマヨネーズソースが掛かっています。複雑で、コクがあり、香り高いメニ…

小坂俊史先生のインタビューが掲載されるとのことで購入。 以下は記事の抜粋。 「十五年ほど前、吉田戦車さんの『伝染るんです』の影響で四コマの戦国時代が巻き起こって、発想力のインパクトで勝負する”ギャグ”タイプの四コマが増えましたよね。その一方で…

有栖川有栖のノンシリーズ短編集。犯人あて小説あり、鮎川哲也、横溝正史、中井英夫に捧げる作品あり、ショートショートありの16編。気負わずに気軽に楽しめる一冊です。 壁抜け男の謎作者: 有栖川有栖出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング発売日: 2…

朝日新聞の朝刊連載2006年6月〜2008年3月分の初単行本化。ジブリ映画の『ホーホケキョ となりのやまだ君』からの縁で、徳間書店からの刊行です。 小坂俊史先生の4コマ漫画が楷書の芸とするならば、いしいひさいち先生の4コマ漫画は草書の芸です。 新聞連載と…

まんがくらぶ2008年7月号の感想 表紙 『天使の事情』が表紙、『有閑みわさん』が巻頭カラーという体制で、しばらくは行くようですね。やっぱり、子供がいる表紙はキャッチーという判断でしょうか。 『有閑みわさん』 たかの宗美 係長のウザさは、よく表現で…

まんがライフMOMO 2008年7月号の感想 『せんせいのお時間』 ももせたまみ 保育園でボランティア体験学習。ももせ先生ご自身も育児中ということもあってか、幼児たちの行動がリアルに描かれていて、魅力的です。 『ポヨポヨ観察日記』 樹るう 英くんたちが文…

まんがタイムオリジナル2008年7月号の感想 表紙裏 まさかの笹木まみ復活のお知らせ。びっくりしました。 『ラディカル・ホスピタル』 ひらのあゆ 病院もデジタル化の時代なんですねえ。 『ささきまみれ』 小坂俊史 小坂先生いわく、最も普遍的なモノをやるた…

まんがくらぶオリジナル2008年7月号の感想 『がんばれ！メメ子ちゃん』 むんこ 岸田と沢子さんの結婚式。 タイトルバック、写真屋さんの顔を使って、いろいろ事情があるらしい岸田の親族が、結婚式に参列したかどうかという微妙なところを、うまく結論付けな…