今月のまんがくらぶオリジナル


まんがくらぶオリジナル2008年7月号の感想


『がんばれ!メメ子ちゃん』 むんこ
 岸田と沢子さんの結婚式。
 タイトルバック、写真屋さんの顔を使って、いろいろ事情があるらしい岸田の親族が、結婚式に参列したかどうかという微妙なところを、うまく結論付けないようにしています。あと、紺太と岸田の交友関係が確定しましたね。ピアスをした派手な髪型の男は誰だっけ?
 「そう来るか」 点目のメメ子は珍しい。
 「どベタ」 沢子さん衝撃のフルヌード。
 「まあ アタシ!?(♂)」 メメ子は、亮にならブーケを譲ってもよさそうなのに。


『うちの姉様』 野広実由
 「フランスあげぱん」 固さがフランスパン以上は、やばいでしょう。
 「スライディング」 ホームにヘッドスライディングは危険です。というか、ニーソックスにミニスカートってすごい格好だなあ。


けものとチャット』 みずしな孝之
 「二度目するほど驚いた」 タイトルの意味がわかりませんでした。


サボテンキャンパス文庫版広告
 6巻に、「はじめて百連発」が掲載されるんだ。4コマ王子命名のエピソードも収録されるかな。


『スリートゥリーにようこそ!』 久保田順子
 新連載。いなかっこから、都会っこへ。
 かわいい大魔神が、埴輪なのはOKでしょう。もともと埴輪だったし。


『こうかふこうか』 佐藤両々
 岩井の従兄弟の作家、寿慶吾か、設定をすっかり忘れているな。6月7日発売の単行本で確認しよう。
 「否定はできない…?」 「あーウン そーカモ」じゃないだろ岩井。
 「常連客来店」 携帯ショップに、裸足の男が入ってきたら、通報されかねません。
 「お買い上げ」 メキって。


やまいだれ』 小坂俊史
 「治療or逮捕」 ストリーキングが流行っている時代だったら良かったのに。
 「明るさ総動員」 近未来SF。
 「残りは全部カス」 カゼホローブ1。今後2、3の登場もあるか。
 「矯正不能レベル」 ヒカル先生シリーズは、なかなかハッピーエンドにならないのが、はがゆいですね。
 「もうクビでいいや」 ブッコロスの青原。危ないネタ。来年は、本当にベンチが仕事場になりそうな噂も。
 「親指でメシを食う」 この芸で100円を渡す外回り君も、どうかと思います。この作品が単行本になるころ、エドはるみは生き残っているのだろうか。広告でよく見るので、個人的には食傷気味です。
 「ワープすること数万年」 タイトルがいいですね。こちらもSFっぽい。


『ナギーにやまいだれ』
 単行本発売スペシャルコラボ。小坂俊史先生と山野りんりん先生、山口県の作家同士ですが、今は東京と山口で活動中。なのに、ほとんど違和感のない合作。その製作過程は、小坂俊史先生の日記(2008年5月19日)に詳しいです。
 初めて読んだときから、前半は小坂先生のネタ、後半は山野先生のネタっぽいなあと思っていました。オンゾーシのネタは、ナギーの世界を根底から覆しかねない破壊力です。


『クロジとマーブル』 富永ゆかり
 布団がぬれるのと、網戸が破けるのでは、どちらがダメージが大きいかな。あと、敗れた網戸は、布団にはさまっているのが正しいような気がします。
 「クロジビジョン」、「別の意味で持てない」、面白いです。


『ちいちゃんのおしながき』 大井昌和
 「晴れ女」 ありましたねえ、この設定。忘れていました。
 「バンザーイ」 ズブロッカは、アルコール度数40度なので、これで梅酒を割ると、相当に強い酒になります。大井先生はこうやって飲んでいるのかなあ。かなりの酒豪です。
 「晴れ女」 同じ回に、同じサブタイトルがあるのは、どうなんだろう。室内にいるときには、晴れ女パワーは発揮されない設定のようですね。


ねこまんが』 こいずみまり
 手打ちそばは、一度やったことがありますが、難しいです。水の量が多すぎたと言っているようですが、水の量が適量だと、練り、のばし、切りの工程の難易度が増して、より麺が切れやすくなります。


『Good Morning ティーチャー』 重野なおき
 「毎年こうなる」 グッティーの時間軸は、高校3年生編に入ってから、雑誌の発売時期とは関係なく、ゆっくり進むようになりました。というわけで、ようやく5月初旬に入った模様です。


『2年B組赤んぼ先生』 東條さち子
 荒唐無稽な話ですが、赤んぼ先生がいることで、生徒達のポジティブな面が引き出されているので、読後感は悪くないです。


『ほんわかぱっぱ』 古川紀子
 「20分ほどかかります」 2つで20分ですか。
 「どこいっちゃったんだろうね」 ピッチャーを恨むのは筋違いな気が。


『ショーコさん主婦選業中!』 松山花子
 ショーコさんと大樹くんと星矢くんの顔の区別が付きません。


『新人4コマサバイバル』
 ちょっと今年はレベルが低いです。これは選べません。


『第1回Y-1グランプリ
 グランプリの伊藤黒介先生は、まんがライフオリジナル2008年5月号で、『トモエの風景』でデビューされています。そのときから、実力のある方だなと思っていました。
 落選のアラタ薫先生は、まんがライフMOMOで、『みやつば!』を連載されていましたね。はっきり言って、応募作の『プリティ・フェイズ』よりも、『みやつば!』の出来のほうが、はるかに上で、十分に連載レベルを確保していると感じていました。
 年間賞の場合、評価は応募作でされてしまいますが、受賞時までに作者が成長することが多いので、難しい部分がありますね。受賞時の最新作で評価をすれば、また違った結果になったかも知れません。


シュレディンガーの妻は元気か』 中島沙帆子
 タイトルバック、「違うよ」に吹いた。芸が細かい。
 「愛妻弁当の正しいあり方」 実に正しい。
 「彼としては最善のつもり」 修平は、生物好きの理系ですね。
 「彼としては最高のつもり」 求愛ダンスを踊るくらいですから、愛しているんですよ。


『ゆなさなニッキ』 小笠原朋子
 太田君と幸子ちゃんが微笑ましいですね。


『もしもしぐま』 梶原あや
 「へんそう」 「いそいそ」だと、ちょっと擬音がおかしいような。
 「作戦失敗」 面白いけど、この後どうしたんだろう。こういう場合、親鳥がなんとかするものなのでしょうか。


『エコエコパンドラ』 山田玲司
 エコだったら、水は買わないほうがいいです。あと、水産物は、国産でも遠洋ものはエコではないですが、近海ものだけで賄うと、あっという間に資源が枯渇すると思います。


月刊 まんがくらぶオリジナル 2008年 07月号 [雑誌]

月刊 まんがくらぶオリジナル 2008年 07月号 [雑誌]