今月のまんがライフMOMO


まんがライフMOMO 2008年7月号の感想


せんせいのお時間』 ももせたまみ
 保育園でボランティア体験学習。ももせ先生ご自身も育児中ということもあってか、幼児たちの行動がリアルに描かれていて、魅力的です。


『ポヨポヨ観察日記』 樹るう
 英くんたちが文化祭で猫カフェ。文化祭独特の高揚感は、あまり感じず、むしろ楽しい日常の延長と言う感じで描かれます。でも、その帰り道では、青春感たっぷりなイベントが。やっぱり、英くんとマキちゃんはお似合いです。


『奥様はアイドル』 師走冬子
 裸エプロンは、よく聞くけど、水着エプロンは新鮮です。
 アイドルと2人で海に行くのは大変そう。どうやってカモフラージュするんだろう?


『ちとせげっちゅ』 真島悦也
 パソコンで大人の世界を知ってしまった、ちとせちゃん。世ノ中にハ知らなイ方が良イ事がアる……!
 現実世界だったら、これをきっかけに、柏葉さんへの恋心にも、変化が生じてしまいかねません。


『家政婦のエツ子さん』 こいずみまり
 新しいメイド服。よりデコラティブに。
 電気の乾燥機って、3時間近くもかかるんだ。


『天使のお仕事』 佐藤両々
 和気姉は、相変わらずどSです。「臭えよサル!!」
 「ひとりで育てている訳じゃない 助けて助けられて… 両親への感謝と妻への愛の再確認もできて」 佐藤先生ご夫妻の実感なんでしょうね。


さゆみんドットコム』 ミキマキ
 CRTのディスプレーで、ギャルゲー。一昔前のパソコンライフという感じですね。観察日記を書くのに、わざわざ独自ドメインをとって、ホームページというあたりも、ちょっと懐かしい気がします。いや、私も、PCには全然詳しくないのですが。


『千秋しまってこー!!』 重野なおき
 最終回。決勝戦は最初の1ページで決着。いさぎよいです。
 全国大会すっ飛ばして、全日本、世界大会ですか。
 重野先生、死亡フラグに負けず、またMOMOに戻ってきてください。


『はにーすぃーとティータイム珈流編』 山野りんりん
 カビ(チーズなど)もカタツムリ(エスカルゴ)も、一応食材です。
 吉田アツシが、すぃーと館にやってきて、新展開の予感ですね。


『あぼばクリニック』 藤島じゅん
 ホームページの話。オーソドックスなネタがそろっています。
 ブログの書籍化が大成功した例は、4コマ漫画の業界でも、ありましたからね。松本ぷりっつ先生の『うちの三姉妹』は、アニメ化だそうですから。


『みやつば』 アラタ薫
 最終回。いかにもMOMOらしい手堅いキャラ設定で、ほのぼのと安定した面白さでした。キャラクターの魅力が深まったところでの終了は、残念です。
 実力のある作家さんだと思いますので、次回作を楽しみにしております。


『キミとボクの∞』 小野寺浩二
 眼鏡ネタだけで続くものかと思っていましたが、けっこう話のバリエーションが出るものですね。


みずたま注意報』 山東ユカ
 センター試験の話。レイン達の高校生活も、いよいよ終わりに近づいていきます。


『キャラ道』 カラスヤサトシ
 小坂俊史先生を招いて、キャラ作り対決。4コマ王子の称号を賭けます。ゲスト審査員は柘植文先生。ややマイナーな漫画を描く私好みの作家が揃いました。このお三方には、サインをいただいたことがあります。なお、キャラ対決の後は、麻雀対決になったようです。
 小坂先生の勝利。天然記念物主婦の話は、誰かが同人誌で漫画化するかも知れないですね。
 そして、まさかの次回へ続く。


『わびれもの』 小坂俊史
 佐藤両々先生と旦那さん(ウサギさん)に案内されての奈良ツアー。小坂先生の描く両々先生の娘さんたちが、かわいいです。
 生駒山は、関西ではメジャーな存在のようですね。
 天理市、宗教都市というあたり、有栖川有栖先生の『女王国の城』を思い出しました。
 明日香村、中学生のころ、修学旅行で行きました。亀石に登って遊んでいたら、地元の人に「石が減る」と叱られました。
 まんがくらぶ6月号の『せんせいになれません』で、沼田君が、「奈良の文通友達に聞いたんですけど、彼ら日本史の授業で実際の歴史の舞台を回っているそうですよ」と語っていますが、このネタは、奈良での取材の成果でしょう。
 天河伝説殺人事件は、原作も映画も見ていません。原作小説は読んでみようかな。



『お父さんは年下』 北条晶
 絹君は、どうして傘を取りに行かなかったのだろう?


まんがライフ MOMO (モモ) 2008年 07月号 [雑誌]

まんがライフ MOMO (モモ) 2008年 07月号 [雑誌]