まんがタイムオリジナル2015年12月号

まんがタイムオリジナル2015年12月号の感想
http://www.manga-time.com/link/data/magazine_09.html

ラディカル・ホスピタル』 ひらのあゆ

 「供物」 一瞬、「生シチュー」と読んでしまって、二度見しました。

『小森さんは断れない』 クール教信者

 フリーズドライだと、かなりパサパサですね。冷凍食品?

らいか・デイズ』 むんこ

 未来人のゴーグルのセンスは20世紀。
 行動といい、髪型といい、実は小西の子なんじゃない? というのはナシの方向で。

『秘書の仕事じゃありません』 東屋めめ

 万能社長椅子から強く漂う歯医者感。

『たよスポ!』 王嶋環

 フィギュアスケートの大石選手が、佐藤両々先生に似ているのは、たぶん偶然ではないでしょう。

『ばってん×バーテン!』 山東ユカ

 「マジメにハジケてみた」 「イケメンと仮装がかぶった」と言っているけれど、十分にあなたも。基本的に、山東漫画には美男美女しか登場しません。

『おかん』 小坂俊史

 「落ち着いてるなあ」 多胡輝の『頭の体操』を思い出します。「暗闇でのキスと平手打ち」とか、「帽子の色を当てる3人の囚人」とか。
 「眠れそうにない」 母「大事の前の小事(停電)」
 「世間の目」 過剰な自意識で暗黒面に堕ちる。
 「もえるよー」 転ばぬ先の火事。
 「まずいよー」 ろうそくにぼんやりと浮かぶ正解。
 「さすがはサツキ」 これだけ全力で喜ばれるならば、宿題を写させるのも悪くないのかもしれません。
 「つらい延長戦」 3コマ目の明るすぎる母に、暗くならざるを得ない娘。
 「怠け者の発想」 「ほたるの光、窓の雪」か。冬のベランダの光景ですね。
 「長すぎる夜」 タイトルが松山千春で、内容が井上陽水。ガンバレ。みんなガンバレ。
 「意義」 それでも母につきあう優しい娘。
 「気にしてたのね」 服がずっと同じなのは、洗濯できなかったことの表現でしょうか。電飾のクオリティの高さは、電気工事の人に、ついでに頼んだのかも。

『ぎんぶら』 安堂友子

 「布団・極み」 スリッグ星人がカイコなのは、高級寝具に使う真綿(カイコのマユを広げて重ねたもの)からの連想でしょうか。