まんがタイムオリジナル2015年12月号
まんがタイムオリジナル2015年12月号の感想
『ラディカル・ホスピタル』 ひらのあゆ
「供物」 一瞬、「生シチュー」と読んでしまって、二度見しました。
『らいか・デイズ』 むんこ
未来人のゴーグルのセンスは20世紀。
行動といい、髪型といい、実は小西の子なんじゃない? というのはナシの方向で。
『秘書の仕事じゃありません』 東屋めめ
万能社長椅子から強く漂う歯医者感。
『おかん』 小坂俊史
「落ち着いてるなあ」 多胡輝の『頭の体操』を思い出します。「暗闇でのキスと平手打ち」とか、「帽子の色を当てる3人の囚人」とか。
「眠れそうにない」 母「大事の前の小事(停電)」
「世間の目」 過剰な自意識で暗黒面に堕ちる。
「もえるよー」 転ばぬ先の火事。
「まずいよー」 ろうそくにぼんやりと浮かぶ正解。
「さすがはサツキ」 これだけ全力で喜ばれるならば、宿題を写させるのも悪くないのかもしれません。
「つらい延長戦」 3コマ目の明るすぎる母に、暗くならざるを得ない娘。
「怠け者の発想」 「ほたるの光、窓の雪」か。冬のベランダの光景ですね。
「長すぎる夜」 タイトルが松山千春で、内容が井上陽水。ガンバレ。みんなガンバレ。
「意義」 それでも母につきあう優しい娘。
「気にしてたのね」 服がずっと同じなのは、洗濯できなかったことの表現でしょうか。電飾のクオリティの高さは、電気工事の人に、ついでに頼んだのかも。
『ぎんぶら』 安堂友子
「布団・極み」 スリッグ星人がカイコなのは、高級寝具に使う真綿(カイコのマユを広げて重ねたもの)からの連想でしょうか。