漫画

まんがタイムオリジナル2017年5月号

『予行恋習カノジョ』 アジイチ 早川くんは習志野さんが好きで、習志野さんは晃二くんが好きで、晃二くんは高野さんが好きで、高野さんは習志野さんが好き。四角関係なのに、不憫なキャラがいる。 『ねこにまたたび恋ばなし』 松田円 在宅仕事をしている兄が…

まんがライフMOMO 2017年5月号

まんがライフMOMO 2017年5月号 『晴れのちシンデレラ』 宮成楽 くそウザい宗教看板を、若干連想させるメモ。 『博多女子は鬼神がごとく気が強か!? 』 3回連載2回目。 3回というのは、舞台装置から組み立てていくのには、あまりにも短い。次回を無難にまとめ…

まんがくらぶ2017年5月号

まんがくらぶ2017年5月号の感想 『せんせいになれません』 小坂俊史 「車庫とり囲み」 すべて1日の出来事なのか。「優遇されおって気にくわないんじゃ、ボケェ!」という負の感情は、恐ろしい速度で暴走しますからね。郵政選挙も、基本的にはそれでしたし。 …

まんがライフオリジナル2017年5月号

まんがライフオリジナル2017年5月号の感想 『ちいちゃんのおしながき』 大井昌和 「正解とはなにか」 馬油は、馬から取った油脂という意味なのに、熊本ラーメンに入れる馬油(マー油の表記法のひとつ)は、焦がしニンニク油の意味になる不思議。 『鬼桐さん…

ビッグコミックオリジナル2017年5月増刊号

ビッグコミックオリジナル2017年5月増刊号の感想 『こはぜ町ポトガラヒー』 昌原光一 時代劇というよりも、落語っぽいリアリティ。 『まどいのよそじ』 小坂俊史 第21回 世代交代 「無分別市」というのは、大喜利のネタになりそうなネーミング。北海道サーモ…

まんがライフ2017年6月号

まんがライフ2017年6月号の感想 『白衣さんとロボ』 柴 p81 エロスとタナトス。 p83左 人としてどうかという少女と、人としてどうかというロボット。 p84右 高柳健次郎。 p85左 人民が、すべて家電だ。機械の星だ。 p86右 ロボも歯をみがくのか。鯖のみりん…

まんがライフ2017年3月号

まんがライフ2017年3月号の感想 『動物のおしゃべり』 神仙寺瑛 「23.5cm」「マオー降臨」 いずれも3コマ目が男の子の視点。 『めんつゆひとり飯』 瀬戸口みづき 大根おろしと大葉をのっける手間に感服。日常的に料理をしていないと、この量の大根おろしのた…

まんがタイムオリジナル2017年3月号

まんがタイムオリジナル2017年3月号の感想 『らいか・デイズ』 むんこ 「角」 角(つの)と思わせておいて、実は角(かど)というテクニカルなタイトル。 『きっと愛され女子になる!』 瀬戸口みづき 佐東さんが、和服に割烹着という面倒な服装をしていなが…

まんがライフMOMO 2017年3月号

まんがライフMOMO 2017年3月号の感想 『ピヨピヨピヨ!』 七花 四人の先生が、それぞれの個性で、子供たちに愛情を注いでいる感じが微笑ましい。 打ち上げでの飲みものも、それぞれ大ジョッキ、中ジョッキ、カクテル、クリームソーダと個性的。中ジョッキと…

まんがくらぶ2017年3月号

まんがくらぶ2017年3月号の感想 『おじさんとポニーテール』 香日ゆら 4コマ漫画とストーリー漫画とは、全く別のものだと思っていましたが、ワイド4コマの台頭で、一気にその境界があいまいになってきました。 普通の4コマは縦に読むわけですが、ワイド4コマ…

まんがライフオリジナル2017年3月号

まんがライフオリジナル2017年3月号の感想 『りふじんなふたり』 松田円 アラフォー漫画からの先入観を裏切る、ゆるふわなパステル色の巻頭カラー。 単行本2巻がすでに発売中ですが、なにか、まだ序盤のような印象があって、本当の物語が、いまだ始まってい…

ビッグコミックオリジナル2017年3月増刊号

ビッグコミックオリジナル2017年3月増刊号の感想 『まどいのよそじ』 小坂俊史 第20回 おひとりマンション 後輩たちのモチベーションになる40歳 小坂俊史先生の漫画では珍しい、恋心の描写と告白シーン。そして、40歳とは思えない下手くそな告白に、同年代と…

まんがライフ2017年4月号

まんがライフ2017年4月号の感想 『めんつゆひとり飯』 瀬戸口みづき 丼もののくだりで、「エスパー?」と思いましたが、たぶん、心の保ヶ辺さんと心の十越さんが、現実の保ヶ辺さんと十越さんにリンクして起きた現象ですね。 『白衣さんとロボ』 柴 P69右 二…

まんがタイムオリジナル2017年4月号

まんがタイムオリジナル2017年4月号の感想 『ぎんぶら』 安堂友子 ターボエンジンなり、ジェットなりで、亀を飛ばしたくなるのは、日本の伝統文化でしょうか。 『ゆとりの町長』 小坂俊史 「いちばん近くから」 クリームソーダが、ゆとりの人生を象徴してい…

まんがライフMOMO 2017年4月号

まんがライフMOMO 2017年4月号の感想 『ついっとMARCH』 真島悦也 冒頭でスマホを見ていたのがヒントだったのか。でも、このスマホ、小さい子よりも、さらに小さい。 『宮尾さんは生えている』 TOもえ 通常のハーレム漫画は、主人公の鈍さにいらつくものです…

まんがくらぶ2017年4月号

まんがくらぶ2017年4月号の感想 『せんせいになれません』 小坂俊史 「そのままのオレでいて」 少しも寒くないわ♪ 「怖いのは人間です」 災害時には、初心(単行本1巻のころ)に戻る教師たち。 「はじけないバブル」 1987年、30年前か。掘り出しに集まるのは…

まんがライフ2016年1月号

まんがライフ2016年1月号の感想 『白衣さんとロボ』 柴 73ページ右 浮かれていても、ドライバーは柄のほうを渡す。 74ページ左 炎の匂い しーみーついてー むせる。 77ページ左 ホワイトボードに律儀に板書。サンタ不在の根拠を、あくまで自身の経験に置いた…

まんがタイムオリジナル2017年1月号

まんがタイムオリジナル2017年1月号の感想 『ラディカル・ホスピタル』 ひらのあゆ アドベントで待つのは、クリスマスではなく、リユニオンという世代。 『小森さんは断れない!』 クール教信者 青春漫画にしては、自分のことを説明しすぎかなとも思いますが…

まんがライフMOMO 2017年1月号

まんがライフMOMO 2017年1月号の感想 『宮尾さんは生えている』 TOもえ 青春群像劇において、こう見えているけれど(第一属性)、実際はこういう面もある(第二属性)ということを描くのに、ケモ耳が有効に機能しています。第一属性は耳の形だけで把握できる…

まんがくらぶ2017年1月号

まんがくらぶ2017年1月号の感想 『せんせいになれません』 小坂俊史 「追い風参考」 家に帰ろうとすると向かい風ですから、喫茶店あたりで電話したのでしょうか。 「いるわー こういうのいるわー」 坂巻くんが、久しぶりに好き嫌い王として活躍。河田の人生…

まんがライフオリジナル2017年1月号

まんがライフオリジナル2017年1月号の感想 『新婚よそじのメシ事情』 小坂俊史 14皿目 レシピ漫画 料理漫画について語る料理漫画というメタ構造。この漫画を読んで、私が同じ料理を作れば、三重の入れ子構造となるわけですが、自分の料理スキルでは無理。 仕…

ビッグコミックオリジナル2017年1月増刊号

ビッグコミックオリジナル2017年1月増刊号の感想 『風水ペット』 花輪和一 ここまで得体の知れない漫画を描く作家もすごいが、掲載する出版社もすごい。 『まどいのよそじ』 小坂俊史 第19回 忘年会 会社は仕事をするためだけに存在する組織なので、そこでの…

まんがライフ2017年2月号

まんがライフ2017年2月号の感想 『めんつゆひとり飯』 瀬戸口みづき 新連載。主人公、面堂露の高橋留美子感および新沢基栄感。 めんつゆ手抜き料理漫画ですが、夏場における素麺のヘビーローテーションへの誘惑が乗り越えられるか。 めんつゆ料理といえば、…

まんがタイムオリジナル2017年2月号

まんがタイムオリジナル2017年2月号の感想 『ゆとりの町長』 小坂俊史 新作。アンケートをお願いします! 「6年の成果」 季節が夏から始まるのは、人生の夏休み感からでしょうか。秋からは、新しい仕事が始まることになりそうなので。 「落胆が目に浮かぶ」 …

まんがライフMOMO 2017年2月号

まんがライフMOMO 2017年2月号の感想 『ピヨピヨピヨ!』 七花 卵太郎と鶏子。歳の差夫婦だ。 二次元恥じずに矢面に立つ。 『わびれもの −酉−』 小坂俊史 酉年なので酉の市へ。結婚しても、非モテの思考回路は変化せず。 酉の市の説明と、それに背を向ける自…

まんがくらぶ2017年2月号

まんがくらぶ2017年2月号の感想 『ゆるめいつ』 saxyun 「略」 「あけおめ」って、「アルファでありオメガである」っぽいですね。街角から街角に神がいる。 『せんせいになれません』 小坂俊史 「9時間確保」 3コマ目の明るい窓が、4コマ目の暗い窓の伏線に…

まんがライフオリジナル2017年2月号

まんがライフオリジナル2017年2月号の感想 『新婚よそじのメシ事情』 小坂俊史 15皿目 クリームシチュー クリームシチューにかかっているのは黒胡椒? 男の一人暮らしだと、カレーは作っても、ほぼ同工程でできるクリームシチューは、自分で作ろうとはあまり…

まんがタイムオリジナル2016年11月号

まんがタイムオリジナル2016年11月号 『らいか・デイズ』 むんこ 「忌憚なき母」 1コマ目の「ちまちま」が、4コマ目の「市松人形」の伏線に。 「そーゆーの好き」 パーカーのフードの中にいらした肝付兼太さんが、まさか亡くなられるとは。 『ねこにまたたび…

まんがライフMOMO 2016年11月号

まんがライフMOMO 2016年11月号の感想 『森田さんは無口』 佐野妙 ファミリー誌向けエロ漫画の真骨頂。 『白鳥ちゃん閲覧禁止っ!!』 ひらふみ こういうショップの店長が、サバサバした姐御肌というのは、客を呼ぶのか、離すのか。 好悪はあっても、同じ表現…

まんがくらぶ2016年11月号

まんがくらぶ2016年11月号の感想 『有閑みわさん』 たかの宗美 確かに「春雨」のように、「秋雨」という食べ物はありません。しかし、「時雨煮」ならある、と主張したい。 『森田さんは無口』 佐野妙 この縦読みは、柱のヒントが無いと分からない。レジを通…