まんがライフ2017年4月号

まんがライフ2017年4月号の感想

『めんつゆひとり飯』 瀬戸口みづき

 丼もののくだりで、「エスパー?」と思いましたが、たぶん、心の保ヶ辺さんと心の十越さんが、現実の保ヶ辺さんと十越さんにリンクして起きた現象ですね。

『白衣さんとロボ』 柴

 P69右 二人ぶん働くロボ、二人ぶん怠ける白衣さん。
 P69左 疎外感を感じているのに、二人の語らいのために、一人でお茶を淹れるというロボらしさ。
 P70 二人に増えたキャラが、どちらが学校に行くかでもめるのは定番ですが、とばっちりが、全部第三者に行くのは新機軸。
 P71右 やっぱり意識するのはこれ。白衣さんだらけ。

 画力がないので、白衣さんバージョンは描けませんが、描くとしたら、白衣さんのイメージはこれ。ロボ子さんとロボ。

 こんな感じ。

 P72左 お菓子の袋が残っているので、ロボのみた夢ではないわけですが、白衣さんのみた夢の実体化であった可能性は、若干のこります。白衣さんの夢であれば、お菓子を食い散らかすくらいの所業は、おそらく可能。

『たにんぐらし』 murata

 日常感は素晴らしいですが、料理のシーンと食事のシーンが、ひとコマでもあったら、さらに伝わりやすかったように思います。
 ただ、この設定は、あまり掘り下げると、整合性をとるのが難しそうです。制服を着ているけれど、姉は学校に通っているのか、妹は保育園などに通っているのか、学校などに通える生活圏に住んでいるとしたら、なぜ関西弁なのか、など。

『紡木さん家の場合』 碓井尻尾

 「待たんかい」 1コマ目と2コマ目、絵だけ見れば爽やかイケメンなのに、実態は「人でなし」と「友もなし」。