まんがライフ2018年8月号

まんがライフ2018年8月号の感想
http://4koma.takeshobo.co.jp/cat03/16550/

『ファーストクラスニートましろ』 えきあ

 コミュ障ひきこもりを、いきなり社交パーティーに連れていくという、カナヅチをオホーツク海に投げ入れるような所業。なぜ大丈夫だと思えたのか。

『白衣さんとロボ』 柴

 p69の2コマ目までとp74の3コマ目からが時間軸のつながった現実で、その間が白衣さんによる作中作という叙述トリック的な仕掛け。
 p69 ドラえもんの「ブルートレインはぼくの家」っぽい。
 p70右 大宇宙と些細な家。
 p71右 まず2コマ目で電灯の紐と髪の毛が重力から解放され、3コマ目からは二人も。重力の強さは距離の二乗に反比例するので、衛星軌道を周回しない場合の重力は、高度400kmで地上の89%、高度4万kmで地上の2%となります。月までの距離は38万km。人工衛星の中が無重力なのは、地球周回による遠心力を利用したもの。なぜ無重力にしているかというと、人工衛星の中で重力が働くということは、人工衛星自体にも重力が働くわけで、重力が働くと(地表との距離的な意味で)落っこちるわけで。まあ、落っこちる途中の自由落下でも、その内部は無重力になりますが。
 p73左 かつてタイルの剥がれるスペースシャトルという乗りものがありました。ロボの頭の中で行う計算は、暗算になるのか、コンピュータ演算になるのか。
 p74左 下のまめちしきは(白衣)ではなく(ロボ)が正解とのこと。

『眠り姫と起こさない王子』 渋谷一月

 一月だけにガレット・デ・ロワ。お正月のお菓子なので、日本で言うなら花びら餅か。
 アーモンドクリームの入ったパイとされますが、実際にはクリーム感はなく、やわらかいアーモンド生地の入ったパイといったほうが印象として近いのかも。アーモンド生地というのは、フィナンシェ(主原料はアーモンド)をしっとりと高密度にした感じのもの。
 大きなパイを切り分けて、フェーブ(陶器人形)の入ったピースを引いた人が当たりになり、王冠をかぶって王としてふるまう風習があるのですが、今回の場合は二人ともすでに王冠をかぶっていますね。
 ガレット・デ・ロワの小型版といったピティビエというお菓子があるのですが、南浦和にある洋菓子店ロタンティックのピティビエは、パイに対するイメージを変えるほどの逸品です。

『めんつゆひとり飯』 瀬戸口みづき

 十越さんも会社員なので、本来は「しごと」「しごとのえがお」「ありがとうのきもちと金」の組み合わせでないとおかしい。
 そして、三色百合弁当といった展開へ。