まんがタイムオリジナル2017年3月号
まんがタイムオリジナル2017年3月号の感想
『らいか・デイズ』 むんこ
「角」 角(つの)と思わせておいて、実は角(かど)というテクニカルなタイトル。
『きっと愛され女子になる!』 瀬戸口みづき
佐東さんが、和服に割烹着という面倒な服装をしていながら、モテを指向していないことに「?」でしたが、母親と同じ格好をしているだけなんですね。スペックは高いけれど、レールを外れる行動力がないわけか。
一方の塩原さんは、スペックは低そうだけど、やみくもな行動力があるわけで。互いにないものを持っているから、いいコンビになるのかもしれません。バディものっぽい展開も期待できそうです。
『ゆとりの町長』 小坂俊史
「不信MAX」 いしいひさいち先生の堤義明パロディ漫画で、堤氏が同様のことをしていました。そこだけは実業家なみです。
「むしろよく残った」 てっとり早く人口を2倍にする方法は合併ですが、たぶん人口の遍在化が進んで、過疎の地区はさらに過疎になる。
「本当によく残った」 むしろ、残ったのは、甘い夢など見ないが、あえて逃げ場は作らない、というシビアな連中なのかもしれないです。
「ラクしたいんです」 浦野かなめが登場。秘書専業で食べていけるとも思えないので、どんな裏の職業を持っているかも気になります。
「そうそうそれそれ」 「私はツッコミ役じゃねえ!」とツッコまずにいられない難儀な性格。
「憧れと現実」 心にない「この町大好きアピールかなー」が出発点。
「あの人もきっと」 町を俯瞰することの意味。
「お前もか」 4コマ目、何らかの事情で町に残らざるを得ず、町を出ていく連中をずっと見続けてきた人たちの顔。
「泥沼の未来」 将来の展望にも飢えているが、なりふり構わぬエンターテインメントにも飢えている。
「よく同じなどと」 浦野かなめのスペック:的確な分析力
「敬語使いやがって」 町民は、だいたい同じ高校なんだろうなあ。
『小森さんは断れない』 クール教信者
段ボールロボットも、センス次第でしょうか。恵那とみうらに教わればよさそう。
『たよスポ』 王嶋環
最終回。
単純な言葉を超えるものを伝える人がいて、単純な言葉を超えるものを読み取れる人がいる。そのための言葉を紡ぐのも、記者の仕事なのかもしれません。