今月のまんがくらぶオリジナル

　まんがくらぶオリジナル3月号の感想
　雑誌全体がバレンタインモード。一部節分モード。

『がんばれ！メメ子ちゃん』　むんこ
　「自爆」「同レベル」 笑。沢子さん怖い。

『うちの姉様』　野広実由
　女の子のハチマキは、ださくありません。むしろ萌えアイテムです。

『リコーダーとランドセル』　東屋めめ
　身長差姉弟もの。東屋めめ先生の漫画は、女性が主人公のものが多いので、男の子が半分主人公になっているこの作品は、他とは印象が違って、また面白いです。メメ子が表紙の雑誌に、めめ先生が連載しているというのも面白いですね。

『ゆなさなニッキ』　小笠原朋子
　新連載。こちらは身長差姉妹もの。小笠原先生の描く小学生は生き生きとしていて好印象です。今回はいいお話でしたね。

『おかあさまといっしょ』　小池恵子
　パターンが決まってきました。ここからどうバリエーションをつけていくのかが勝負ですね。

『やまいだれ』　小坂俊史
　出来不出来の差が大きい回でしたね。「おれの脳みそ」「あいびき」「俺をあがめろ」「いい柄になったなあ」「連動」は面白かったです。他はちょっと。「俺をあがめろ」「連動」では、やっぱり死人がでたのでしょうか。
　あと編集さんにお願いします。柱で漫画のネタバレをするのは、やめてください。漫画より先に柱を読んでしまうことだってあるのです。

『くらミシュラン2008』
　企画もの。そういえば、恨ミシュランというのが昔あったなあ。
　中島沙帆子さんの描くル・マンジュ・トゥーが、とにかくおいしそうです。「食べてる最中にいらん話されたら殴りそう」なほどの美味さとはすごいです。でも12,600円かあ。

『こうかふこうか』　佐藤両々
　岩井衝撃のスキンヘッド。坊主ラブの両々先生、思い切ったことをします。でも、両々キャラは髪が無いと判別が難しくなります。
　「？？？」 面白い。
　「見栄っぱり」 ４コマめはベタの塗り忘れ？それとも演出？

『25年目の恋』　神奈川のりこ
　大きな転機がありましたが、これがスタートになるのでしょうか。それともゴールになるのでしょうか。

『Good Morning ティーチャー』　重野なおき
　「さすがに止める」 グリムの星の銀貨ですね。　
　「まじめっ娘は変わらない」 綾の絵がかなり上手になってるような。
　「大人はわかってくれない」 あずまんが大王の榊さんを思い出しました。

「つきひめさま」　佐藤ゆうこ
　最終回。なんでもありの世界観が魅力でしたが、いまひとつスケールが大きくならないで終わってしまい残念です。

『けものとチャット』　みずしな孝之
　猫にチョコレートは毒です。注意しましょう。不用意にこのようなネタを使わないように、編集者も注意しないと。

『ママさん』　山田まりお
　カラオケでボンジョビは普通だと思っていました。

『ほんわかぱっぱ』　古川紀子
　「まあね」 理髪店でカット。さすが男前。
　「石油ストーブ」 情緒があります。

『東京眼鏡』　あらい・まりこ
　バレンタインエピソードということで、東と京子以外のキャラクターの話が増えています。このほうが、単調にならなくて面白いかも。青春群像劇ですね。
　ワサビ入りのチョコは、市販されているのでしょうか。七味入りのチョコや山椒入りのチョコはおいしいです。写真を参照ください。エコールクリオロの「じゃぱにぃずせっと」です。

『世話焼き娘の083』　ぽに〜M
　教え子が大家さんという設定は面白いですね。先生が家賃を払えない訳を、もっと掘り下げていくと話が広がりそうです。連載にも耐えるかも。

『シュレディンガーの妻は元気か』　中島沙帆子
　面白いので早期の単行本化を希望します。
　ハエトリグモはかわいいですよ。秋山亜由子先生の漫画や絵本を読むと、ハエトリグモが好きになると思います。

虫けら様

くものすおやぶん とりものちょう (こどものとも傑作集)

次号予告
　『野菜もりもりメタボをぶっ飛ばせ』　小坂先生が野菜選びの達人に入門とのこと。運動不足になりがちな漫画家生活。健康な食生活で乗り切ってほしいですね。とりあえずでかいものを食べる癖は控えないと。
　『エコエコパンドラ』　山田玲司　大物登場。期待しています。

『さかな＆ねこ』　森井ケンシロウ
　初音ミクとのコラボ。絵だけを見てるとわかりません。
　同じオチだけで、どこまで持つかとおもっていましたが、最近はバリエーションが増えていい感じです。
　「スカイダイビング」　ブラックなオチ。
　「こたつ」「テレビ」　テレビはやっぱりブラウン管ですよね。
　「ゲーム」　考えオチ。

月刊 まんがくらぶオリジナル 2008年 03月号 [雑誌]