2008-08-20から1日間の記事一覧

館島

東川篤哉の長編ユーモアミステリ。 軽妙洒脱で、読んでいて面白いミステリ。クローズドサークルもの。たよりない刑事と、酒豪の女探偵、可憐な美少女が魅力的。最後に大仕掛けが炸裂します。 登場人物が多いので、登場人物表が欲しかったかな。でも、キャラ…

妃は船を沈める

有栖川有栖の長編ミステリ。とはいえ、実際のところは、登場人物が重なる中編ふたつの連作となっています。 「猿の左手」では、ウィリアム・W・ジェイコブズの「猿の手」を巡る議論が、事件の真相を照らし出す構図が面白かったです。 「残酷な揺り籠」では、…

今月のまんがくらぶオリジナル

まんがくらぶオリジナル2008年10月号の感想 付録DVD:フラッシュアニメは、まあこんなものか、という出来。座談会の最後で、むんこ先生と息子さんが登場するのが見所。 『がんばれ!メメ子ちゃん』 むんこ 「ツアコン田中」「2008年宇宙の旅」「設定」 えー…

今月のまんがライフオリジナル

まんがライフオリジナル2008年9月号の感想 『おうちがいちばん』 秋月りす 敬老の日のネタで、バリエーションのある4コマをいくつも作るところが、さすがです。 「道は分かれる」 含蓄のあるタイトルです。 「発想は同じでも」 松坂牛って、100g 800円程度で…