今月のまんがライフオリジナル

まんがライフオリジナル2008年9月号の感想


おうちがいちばん』 秋月りす
 敬老の日のネタで、バリエーションのある4コマをいくつも作るところが、さすがです。
 「道は分かれる」 含蓄のあるタイトルです。
 「発想は同じでも」 松坂牛って、100g 800円程度で買えるものなのかな?
 「対姑戦参謀」 上司と部下の立場逆転、珍しいです。


『店長の憂鬱』 碓井尻尾
 「救出」 犬の救出に向かう鮫島さん、いい人だ。
 「その後」 鮫島さん、哀れ。
 「ドリーム」 この子供、レギュラーになりそうですね。ウニより、プリンのほうが、量が多くて、安いですしね。
 「つめあと」 ワイン女さんもレギュラーですね。
 「カニ物語」 このカニもレギュラー。


『しょっぴんブギ』 佐藤両々
 「あれからスイッチ入りっぱなし」 2コマ目、柔道娘さんですね。なつかしい。
 「一瞬だけれど」 馬場麗ちゃんは、馬鹿だけど、いい馬鹿ですね。いいオチです。浪費癖も、ある種のファンタジーとして読むと、爽快感があります。


『動物のおしゃべり』 神仙寺瑛
 クラスのみんなとバーベキューの話。こういうイベントは良いですね。
 にくは、骨付きフランクかな?
 「最近見ないと思ったら」 スフィンクスって、ニャン太君、頭も丸坊主なのかなあ。


『だってヤンママ』 すみれいこ
 カオリさんと孝志さんの娘は、かわいいメグミちゃんですから、二人の間に、かっこいい息子が生まれてきても、不思議はないですよ。


エデンの東北』 深谷かほる
 バイエルを持って、ピアノを習う瀬谷くんが、かわいいです。アイテム萌え(重野なおき先生提唱)ですね。


『とーこん家族』 よしもとあきこ
 「悪口」 町内の人たち、いい人ですね。貧乏生活は、確かにエコですね。
 「とりかえっこ」 仲の良い爺さんと孫でなにより。


『セトギワ花ヨメ』 胡桃ちの
 人魚の名前が「海藍」だったのに、驚きました。仕事が遅そう。


『中央モノローグ線』 小坂俊史
 今回のタイトルは、地名+夏+○○となっています。
 「中野夏雷雨」 個人の仕事でパソコン使っている人は、落雷対策が大変でしょうね。今年は、雷が非常に多いので、個人的には、雷のたびに電源切ったり、RAN抜いたりとかは、面倒くさいのでしていません。3コマ目のなのかさんが黒い。
 「高円寺夏踊」 夏の中央線沿線はイベント揃いですね。高円寺阿波踊りの歴史は、こちらのページに詳しいです。最初は、昭和32年、阿佐ヶ谷の七夕祭りに対抗した「高円寺ばか踊り」がルーツとのこと。
 「武蔵境冒険未遂」 キョウコちゃんは、武蔵境駅から家まで、どうやって帰ったんだろう。三鷹でもう少し粘っても良かったですね。慎重な性格なのかな?
 「中野夏時間」 ドン・キホーテで、低反発枕というのは、小坂先生の実話ですね。
 「三鷹夏小川」 新キャラクター。三鷹の女子大生ミカさん。小坂先生も文学部出身なので、リアルな大学生活が描かれるのでしょうか。小坂先生も、国文学演習の課題を、絵で描いてしまうという、かなり変わった学生だったようですが。2004年7月10日のサイン会のしおりより↓



 「中野夏案内」 東京は、駅から大分離れた不便なところに、にぎやかな商店街があったりしますからね。地方の商店街は、多くが衰退しています。地方出身者には、本当に身につまされるネタでした。
 「高円寺夏阿呆」 踊る阿呆は、練習が大変そう。見る阿呆は、人ごみで大変そう。沢山人が集まるので、時間帯を選べば、売る阿呆もアリかなとは思うのですが。
 「吉祥寺夏日焼」 約束より2時間も早く来られては、重たい女と思われても仕方ありません。
 「中央線夏逃亡」 実話っぽいですね。でも、朝の4時台から、浮き輪を膨らませているのは、気が早すぎるように思います。
 「中野夏時間」「中野夏案内」「中央線夏逃亡」の3本は、4コマ目の構図が同じです。クーラーを付けずに、窓を開けて眠るのですね。


『ベルとふたりで』 伊藤黒介
 コロッケが食べたくなる漫画ですね。


『ばつ×いち』 おーはしるい
 リキュール一滴で、人生を踏み外しかねないマスター。恐ろしい。


『ういういdays』 犬上すくね
 この漫画では珍しい、大人の会話。痺れました。


『あくまCalling』 秋吉由美子
 次回最終回。全18話と言うことは、ちょうど単行本1冊ぶんかな?


『全力委員長』 のしお
 先生の話。
 「常時携帯」 いいオチです。
 「忘れ物クイーン」「きょしゅ」 花野さんは、アホな子なので、アホ毛が生えているのでしょうか。


『おいしい日曜日』 小笠原朋子
 新キャラ、石原さん登場。先が読めなくなってきました。


『12月生まれの少年』 施川ユウキ
 「宿題」 自由すぎる! 施川先生らしいキレのあるネタ。
 「宿題2」「セミ」 こちらも傑作!


『けものとしなっちょ』 みずしな孝之
 データ入稿の仕方が悪いのか、データの縮小の仕方が悪いのか、線がジャギジャギで、ノイズがあります。


『野性の時間』 カラスヤサトシ
 いくら野性と言っても、古い塩わかめと、東京近郊の海水を使って、塩を作るのは、やめたほうがいいです。