今月のまんがくらぶオリジナル

まんがくらぶオリジナル2008年10月号の感想


付録DVD:フラッシュアニメは、まあこんなものか、という出来。座談会の最後で、むんこ先生と息子さんが登場するのが見所。


『がんばれ!メメ子ちゃん』 むんこ
 「ツアコン田中」「2008年宇宙の旅」「設定」 えーっ?
 「帰還」 それまでの展開でどうなってしまうのか、と思いましたが、上手く収拾をつけました。


リコーダーとランドセル』 東屋めめ
 夏休みの宿題の話。
 「見るだけ!見るだけで何もしないから!」 それはヤバイ。


『こうかふこうか』 佐藤両々
 先月号の台風直撃で、海行きは断念かと思われましたが、日程を改めて、やってきたようです。
 なお、この回の原稿を描くために、佐藤先生は家族で海に行かれたようです。(ただし、佐藤先生は徹夜明け。)その様子は、現在発売中の『すくすくパラダイスvol.11』に描かれています。くらげで、「わらびもち」とか、やっています。
 「目を離すと危ない」 予想通り。
 「えーと」 ガラスのハートの寧々ちゃん。かわいい。


やまいだれ』 小坂俊史
 「モンスターがあらわれた!!」 モンスターペイシェントモンスターペアレンツ
 「身を削るグルメ」 カニバリズム系作品。
 「人間の味方」 人間よりも、病原体との付き合いのほうが、長いし、深いから、やむをえませんね。治療には成功したわけだから、元気を出して。
 「だって薬なんでしょ」 扉のところのキャプションが、微妙にネタバレになっていましたね。とはいえ、地味な新キャラの登場です。
 「キャンパス一のガッツマン」 眠るときはどうするんだろう。
 「頭痛の種」 何の役にも立たない流しのナース。
 「心の奥のモンスター」 黒小坂発動。不謹慎ですが笑ってしまいます。
 今回、DVDが付くこともあって、雑誌が薄いんですよね。174ページしかない(普通は190ページ以上)。だから、掲載漫画のページ数が少なくなっていることが多く、『やまいだれ』も4ページしかなくて、ちょっと物足りないです。


『Good Morning ティーチャー』 重野なおき
 「食ってるし」 マグロの目玉は、目玉そのものを食べるより、目玉を動かす筋肉部分を食べるものだと思います。


『25年目の恋』 神奈川のりこ
 ハッピーエンド。メガネをコンタクトにすると、超美人になるという展開は、『キミとボクの∞』の南雲君なら、許さないと思います。


『そんな毎日』 おーはしるい
 竹書房の編集者、K山さん、W田さん、K君が登場。みんなやさしそうです。Y-1グランプリの小坂先生の似顔絵と比べると、面白いと思います。


『ママさん』 山田まりお
 最終回が近いのでしょうか? 急展開になってきました。


『ほんわかぱっぱ』 古川紀子
 「新しい形」 それはそれで、美味しいかも。
 「一人の日 三人の日」 人情話。


『永久就職活動中』 神堂あらし
 短いページ数の中に、ストーリーの起伏があって、面白かったです。
 ただ、最後は、「あ〜あ」ですね。


シュレディンガーの妻は元気か』 中島沙帆子
 ラーメンギララ。B級の匂いがするよ。
 メニューも、サンダラーメン、ガイララーメン、ドゴララーメン、ギラララーメン、ガッパラーメン、ペギララーメンと怪獣尽くし。
 修平のシャツの「The Screwfly Solution」は、ジェイムズ・ティプトリー・Jr.(ラクーナ・シェルドン名義)のSF小説で、ネビュラ賞受賞作『ラセンウジバエ解決法』が元ネタらしいです。


『ゆなさなニッキ』 小笠原朋子
 双子のお兄さんが登場。短いページでよくまとまっていますが、もう少しページ数があれば、エピソードがもっと膨らんだのに、と思うと、ちょっと残念です。


『モトリョ』 幌倉さと
 心温まるオチ。いい話です。


『エコエコパンドラ』 山田玲司
 オール電化とガス使用のどちらが、トータルとしてCO2の排出が少なくなるかについては、電力会社とガス会社の言い分が、180度異なっている状況です。早々に結論は出せないでしょう。電気湯沸かし器のエネルギーロスについても、エコキュートなどを使うと改善できますしね。
 電磁波の健康影響調査にしても、確率が低すぎるため、疫学的検討には限界があります。また、電磁波が健康に影響を及ぼす機構についても、十分に把握できていません。疑わしきは、罰せよ、が環境問題においては安全側の判断ではありますが、専門家の間でも意見は割れています。


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