今月のまんがライフオリジナル

まんがライフオリジナル2009年7月号の感想


おうちがいちばん』 秋月りす
 「夏の実り」 ゴーヤの葉と、ブドウの葉は、かなり違うようにも思うのですが。
 「ゴーヤの味」 子供の好き嫌いは、第一印象が大事ですからね。タカヒコさんは軽率でした。
 「いかにも」 ゴーヤジュースを自作か。それは好きですね。
 「変身の理由」 服屋の店員は、服装もその店のラインで揃えないといけないのか。大変ですね。


『ご契約ください』 東屋めめ
 吉田の休暇。吉田の会社の開発室に、見たことのある虫が。


『しょっぴんブギ』 佐藤両々
 「似合う?」 栗栖絵理子さん、なんで通称がチーコなんだろう?
 「一月前の栗栖」 栗栖ちゃんも買い物好き。一点豪華主義ハンタータイプ。
 「買い物は」 馬場ちゃんと栗栖ちゃんも、いい友達ですね。
 「本心」 合コンに「七部袖」Tシャツか。『天子のお仕事』の剣くんに近い服装センスかもしれません。


『ひなちゃんが王子』 山口舞子
 王子の夏の装い。微笑ましいです。にえええええ!!


ひみつの花園』 みなづき忍
 女子寮のお風呂の話。ただし、サービスシーンはタイトルバックのみ。
 ビン牛乳って賞味期限が短いから、寮生数人の寮で、自動販売機が機能するためには、相当みんな飲まないとですね。


『東京眼鏡』 あらい・まりこ
 遊園地話。
 「そこで待ってて」「見つけたわ(続き)」 上下方向に動きのある展開が新鮮です。


『店長の憂鬱』 碓井尻尾
 休日話。ヒイラギさん、どSだなあ。
 「決め付け」 鮫島さんの子ぎつねカーニバル、『ひよわーるど』のトミーが行ったら、萌え死にしそうです。
 「何から聞こう」 諾々と準備に付き合う店長。苦労人。
 「見破り少女」 アユカワさんのスキル高し。
 「いろいろサプライズ」 ホールケーキを1人で食べたんでしょうか。これは、むしろ罰ゲームですね。
 「カニ物語」 先住のカニは海水系、後続のカニは淡水系だと思うけど、いいのかなあ。まあ漫画だし。


『とーこん家族』 よしもとあきこ
 「女らしさ」 由紀ちゃんのふとした行為が、女らしく見られてしまうのは、普段から注目されている証ですよ。
 「髪型」 髪型を変えた由紀ちゃんもかわいいです。
 「暑い日」 食欲>生存本能。タイソン哀れ。


『全力委員長』 のしお
 夏休み突入。次号、夏休み真っ盛りのネタをどうするか、見ものです。


『中央モノローグ線』 小坂俊史
 「中野の弱き心根」 たまには雨にぬれる思いをしないと、雨に立ち向かう気持ちをなくしてしまいますね。雨にぬれるのは嫌だけど。不戦勝が、不戦敗か。気持ちはわかります。
 「高円寺の安き幸せ」 雨宿りするよりも、ビニール傘でも買えば?と思わなくもないですが、これは「着替えして雨宿りする」という贅沢な時間を買っているわけですね。
 「武蔵境の黒き履歴書」 気持ちはよく分かります。履歴書って何度書いても気恥ずかしいものです。夜通し考えて真っ黒に埋めてしまうキョウコちゃん、真面目で負けず嫌いなんだなあ。
 「西荻窪の狭き駅前」 全国誌で特集されるってことは、日本中から知られるということで、けっこう凄いですね。amazonで、西荻窪で検索すると、何冊か引っかかりました。やはり多少はメジャーな街のようです。大昔は、漫画家の須藤真澄先生も、このあたりに住んでいたような。
 「荻窪の速き球体」 バッティングセンターと育児を重ねるあたり、独特のセンスです。バッティングセンターで、ホームラン賞をもらえたように、いつか育児でもホームランと感じられる出来事が起こるのでしょう。
 「三鷹の篤き弔い」 禅林寺のホームページはこちら。太宰治の墓のすぐそばには、森鴎外森林太郎)の墓もあるそうです。でも、太宰の墓のほうが、人気がある模様。太宰のくせに生意気だ。祖父を篤く弔うミカさん、いい孫です。
 「三鷹の美しき光景」 小坂先生は、去年の桜桃忌に取材をしたのかなあ。
 「中野の安き雨傘」 傘を盗まれると、へこみますよね。雨の日は、多少は人間不信気味になってしまうのは、仕方が無いのかもしれません。でも、悲しいですね。
 「阿佐ヶ谷の賢き判断」 実に図太い麻美さん。このくらいの要領の良さが無いと、ひとりOLは勤まらないのかもしれないですね。
 「吉祥寺の怖ろしき女」 爆笑しました。これは重い。これは怖い。これだけぬれねずみで、これからどんなデートをするつもりだったんでしょう。
 「中央線の長き椅子」 なのかさんくらいスリムだったら、ロングシートの隙間に入っても、全く邪魔ではないですね。首都圏でも、宇都宮線なんかでは、今でも4人ボックスシートが一部残っていますが、通勤時間は通勤モードになるので、みんな遠慮なく座ってきます。旅の4人ボックスシートとは、また感じが違います。


エデンの東北』 深谷かほる
 1コマ目の大ゴマ、田舎の街の細密な背景描写。情緒があって、夏の日の空気感を感じます。
 五本松さん、みんなに愛されていますね。


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