今月のまんがくらぶオリジナル

まんがくらぶオリジナル2010年5月号の感想


『うちの姉様』 野広実由
 「れんあい」 10〜11月に何があるんだろう。


『荒澤教授と静川さん』 野広実由
 いしいひさいち先生の4コマ漫画を思い出しました。「たいへんだーっ!クジラが木に登ってるー!」「うそつけェ!わははは」「クジラが木に登るだなんて」「そんなバカなことが ははは」「このブタが空を飛ぶ時代に」というやつ。
 荒澤教授は、あらさわだけに、アラサーかと思っていましたが、アラフォーのようですね。


『つくねちゃん+30』 ひらふ
 「責任転嫁」 都さんは蜀、新婦は魏。新婦の趣味に合わせていたら、自分の目玉を食べる寸劇とかになっていたかもしれないので、それはそれで問題かも。なんにしても、三国志は、あまり結婚式向きではないようです。
 「怒れる都」 やっぱりマイ鉾なんだ。おもしろ三国志新聞の元ネタは↓かな。


新版 三国志新聞―三国時代の激闘をまるごとスクープ

新版 三国志新聞―三国時代の激闘をまるごとスクープ


リコーダーとランドセル』 東屋めめ
 マーブルケーキは、ちょっと苦しい洒落。
 婦警さんの誤解が解けました。とりあえず今の警察にも、事情を知る顔なじみができて、物語がまた一段進んだようです。今後の婦警さんが、どのようなスタンスで物語に関わってくるのか、興味深いところです。


『こうかふこうか』 佐藤両々
 千寿さん久しぶりの登場、と思ったらすぐに退場。
 行動の話。この作品自体についても言えること。幸花が能動的に行動してくれないと、漫画としても、つまらなくなってしまいますからね。


『ベルとふたりで』 伊藤黒介
 「戦慄の情報網」「超ボラ」 ゆっくり、あるいはコロモン。
 「ハッスル幼児」 合気道の達人、ののか、幼児パンチを受け流せず。


『がんばれ!メメ子ちゃん』 むんこ
 最終回。とはいえ次回特別編。


『オフィスのざしきわらし』 小坂俊史
 「けっこう働けますよ」 椅子選びの段階で、安らかさを重視する時点において、間違っているような。ウルトラキングサイズですね。
 「やっぱ畳いいわー」 ベッドの次は畳。活動は昼休みでしょうか。昼休みにゴロゴロできたら楽だろうなあ、とはよく思いますからね。
 「箱詰めの鬱屈」 デスクの脇の在庫が泣けます。南さんの名前は、やや子。くらオリには、似た感じの名前が多いようです。るる、ののか、ゆゆ子、メメ子、のの、ももか、など。
 「野球部入ってから言え」 第3試合の7回まで、よくも放置していたものです。
 「ふさわしいと思ってました」 3コマ目の「いいですよ」にも、かなり問題があるような。「サボリさん」のほうだとしても、これからもサボります、と公言するようなものですからね。
 「幸せを呼ぶ髪型」 「和菓くらの」、「団子のオリタ」、あわせて、くらオリ。
 「迅速に修正しました」 1コマ目、キュキュと音がしてるということは、手書きですか。律義に穴を掘る総務部長、宝探しは嫌いじゃなさそうです。
 「誘惑する男」 上座くんは、「うえざ」くん。でも仕事は何だったんだろう。もしかして、天気予報だけが仕事だったのかな。
 「皆が来るまで待ちますよ」 小坂漫画で、満開の桜の下、花見らしい花見というのは、けっこう珍しいような気がします。4コマ目で一気にシュール&ブラックに。


『ほんわかぱっぱ』 古川紀子
 連載再開。
 「種類は正確に」 丸ハゲは、カワハギのことか。でも床屋の客、全く髪が無いようなのに、何しに床屋に来たんだろう。


シュレディンガーの妻は元気か』 中島沙帆子
 夫婦関係の甘さと甘くなさのバランスが、ちょうどいい感じ。なんだかんだいって楽しそうです。


『ももかすいっち』 田川ちょこ
 スーツを着ていないと、なんだか小学生みたい。


『ショーコさん主婦選業中』 松山花子
 最終回。
 何の漫画だったか、と問われると言葉につまる感じ。少なくとも主婦漫画ではなかったように思います。


『モトリョ』 幌倉さと
 悪人がいない世界なので、モトリョが見つかっても安心。


『もしもしぐま』 梶原あや
 「不協和音」 音痴の表現が秀逸。最近のハンディカラオケは、昔と比べて記憶容量が桁違いだから凄いんだろうなあ。調べてみたら、やっぱり850曲とか入っているものがあるようです。