先月のまんがタイムオリジナル
まんがタイムオリジナル2011年8月号の感想
『そこぬけRPG』 佐藤両々
リンリン、藤崎さんとカナさんの板挟みに。板挟みになると大変だけど、味方につければ頼りになる女王二人体制。
「報告・連絡・相談」 最近は「イカのおすし」というのがあるのか。小学生も大変だ。
『らいかデイズ』 むんこ
「ブラボー!!!」 竹田は鍵っ子の鑑。男前。
「その設定忘れてた」「難度D」 らいかはドジっ子の鑑。やっぱりらいかのことを分かっている竹田。いずれにしても真摯な二人。
『じょしもん』 重野なおき
ゲスト。単行本1巻発売中。
猫田、サボテンダーっぽい。ウサ山、キングカズマっぽい。
『ゲンセンカラン』 森繁拓真
3回連続ゲスト、第3回。
今回はストーリー仕立て。温泉の振興を真面目に考える仲居さんたち。
『球場のシンデレラ』 小坂俊史
最終回。女子プロ野球リーグ存続のため、あえてオーナーの幇間となるメルヘンズ。
「ネタ要員」 行け!ファンタジスタ児玉!4コマ目の監督の口のラインが絶妙です。複雑なシチュエーションを、1本の線が雄弁に物語ります。
「肌色の力」 ここからは、各レギュラーキャラにスポットライトを当てていきます。まずは桜井さん。「ユニホームを脱げ」で、引退を思い浮かべたか、エロいことを思い浮かべたかで、けっこうその人の人間性が分かる気がします。
「お友達も呼んでこい」 次は早乙女さん。「ユニホームを着てベンチにいる以上は私も戦力のうち!!」という熱い台詞を裏切る冷たい仕打ち。
「3回までだよね」 超スローカーブを多投する主役の児玉さん。これは、ピッチャーの責任というよりも、リードするキャッチャーの責任のような。
「わあ陸ちゃんかっこいい」 走攻守そろった宮古さん。一塁送球が「必殺」なのは間違っていないと思います。
「みんな仲良く」 突撃隊長深田さん登場。いきなりの臓腑をえぐるブサイク発言。月給12万円では蜂起もやむなし。
「筋書きの乱れるドラマ」 打たせて取るピッチャーが三者三振を狙うと、えてしてこんなことに。3コマ目のカッコよさと4コマ目の落差が際立ちます。
「空気読めよ」 実際にはまずホームランの出ない女子野球。ましてやピッチャーが柵越えサヨナラを打つとなれば、大きな椿事。審判でもめたとしても、ここは通したほうがよかったような。
「土壇場でこのセンス」 児玉さん、ある意味強心臓。試合とリーグと人生をかけた宴会芸。
「ピチピチ気分で」 桶川さん、最後の最後で欠席。それもらしい姿。ユニホーム効果で客入りも良いようです。
「これを毎日見せられる」 最後のオチが毛脛。監督はマゾヒストでナルシスト。
正直、まだまだ続けられる作品なので、ここでの終了は残念なのですが、とりあえず1年目のシーズンにきちんと区切りがついて、戦いはこれからエンドもさわやかです。密度の濃い作品になったと思います。いつかどこかでセカンドシーズンを。
『天使な小悪魔』 芳原のぞみ
4コマ目で笑いを取ることを全く放棄したストーリー4コマながら、きちんとリズムがあるのは、経験のたまものでしょうか。ちゃんと4コマ目でストーリーが小段落になっています。
『ぎんぶら』 安堂友子
キグルミ星ならぬルーミキーグ星へ。
まさかの社会派ネタへ。
『お茶の間クエスト』 まがりひろあき
「待機電力対策」 PC-FXまである。
「沢山」 64の下にあるのは、64DD!
「ゲームを語る」 スーパーファミコン、サターン32X、3DO、バーチャルボーイ。
「そろそろ…」 ドリームキャスト、ゲームキューブ、カセットビジョン。