今月のまんがタイムオリジナル

まんがタイムオリジナル2011年5月号の感想


『そこぬけRPG』 佐藤両々
 タイトルバック:桜が似合うカナさん。
 「漏洩」 現在はあまり聞きたくないタイトル。セグウェイに乗って現れた社長。
 「語り継がれる夜に」 千佳さんネタはこれでひと段落かな。


『らいかデイズ』 むんこ
 八鹿さん、就職活動をせずに、教授の手伝いに一生を捧げる覚悟。優柔不断に見えていて、なかなか潔い。
 「テレポーテーションはできません」 おお、藤子F。
 「なかよきことは」 山形新幹線、早く復旧すると良いですね。


『ハルコの晴れの日』 星里もちる
 特別4コマバージョン。昔懐かしい滑稽4コマ。


『球場のシンデレラ』 小坂俊史
 デッドボールネタ。
 「これから毎日ぶつけよう」 2コマ目の目がまだグルグルなのが伏線か。あるいは、ずっとその状態なのかも。
 「全力こめますよ」 投手二人のノーガードのぶつけ合い。
 「ジワジワくるぜ」 そうか女子野球の球速は110キロ程度なのか。4コマ目の舞台が謎。ユニホームで酒を飲んでいるんでしょうか。Tはタイガース? 野球酒場なのかな。
 「圧倒的肉量」 じょうろに向かって王様の耳はロバの耳。2コマ目の「納得いかねー」が伏線で機能。
 「防波堤」 中京プリンセスには助っ人外人がいるのか。さすが金満球団。4コマ目の「アイムソーリー」が面白い。
 「やさしいファンより」 ファンが選手の携帯メールを知っている、ある意味アットホームな世界。この時勢なので、逃げろメールには思いが募ります。
 「スイッチヒッター」 ウィッチーズのスイッチヒッター。真木さんも試合中に何を見ているんだか。
 「状態みきわめ」 状態みきわめがダブルミーニングに。風呂覗きは重罪です。何やってるんだか。監督解任ものですよ。
 「私のために争わないで」 おびえる宮古さんシリーズ。身長145cmで驚異のアベレージヒッター。運動神経のカタマリなんでしょうね。3コマ目、メルヘンズのメルヘンとはほど遠い黒さ。
 「えびぞリ名人の悲劇」 3コマ目の醜態と、4コマ目の「逃げない」「かっこいい」が効いています。
 「1コマ目何て言ったよ」 1コマ目、さりげなく「今日も2つやっちゃった」と言っていますね。「人にぶつけていいはずがない」が、覗き野郎には一変。


『ぎんぶら』 安堂友子
 惑星チャラインへ。チャラいので、タイトルもひらがな。
 「そうしょくですらない」 若竹哀れ。
 「のっかるたいぷ つー」 モテモテ権田原。この女もマグナムドライ
 「わかい」 おおSF的なオチ。
 「へ?」 若い娘が素人企画物とか言っちゃダメ。
 「しんみり かえせ」 おお4コマ的なオチ。


『文豪ちゃん』 よしむらなつき
 「一度でも我に頭を下げさせし人みな死ねといのりてしこと」 長いタイトル。石川啄木の短歌だそうです。すげえ。


『お茶の間クエスト』 まがりひろあき
 「反応」 ごもっとも。


『花咲だより』 高原けんじ
 最終回フラグと思わせて、いつもの日常に着地。


次号予告:森繁拓真先生が4コマ誌進出か。