今月のまんがタイムオリジナル

まんがタイムオリジナル2012年5月号の感想


『よゆう酌酌』 辻灯子
 店に泊まる二人、なんにもないのですが、別に何かがあったにしても、誰はばかる必要もない二人。周囲の目は、やっぱおり面白い方を期待します。


らいか・デイズ』 むんこ
 春休み編。学校がないと二人(らいかと竹田)は、夫婦というか、親子というか。


『おかん』 小坂俊史
 「英雄にさよならを」 ちゃんとしている人が、ちゃんとしてないことになる大森家。くだらないことでも伝統行事は大切か?
 「まだ布団が温かくて」 二人で歩くのが気恥ずかしいなら、ちょっと一眠りしてくるわ、という豪快さ。
 「大森家サンデー」 家庭のルール>>職場のルール。ある意味あたたかい家族の形。
 「40歳の姉」 姉妹的関係ながら、精神年齢が離れていて、喧嘩にもならない母子。
 「40歳児」 弟のジュンとなら、精神年齢が近く、喧嘩が成立するおかん。
 「いま思い出した」 てのひらで踊る娘。地味な呪いの言葉が。
 「昔取ったきねづか」 自業自得のペーパー品質。ミイラは高級ペーパーで。
 「両方ずれた」 1コマ目やや拒みながら、2コマ目で照れて感謝しているサツキさんがかわいい。サッキーって呼ばれていたんだ。勘違いは、ひとつずれて、逆にふたつずれたのか。
 「14日以内」 命名14日以内+半月超過で、ちょうど1か月のずれ。
 「遠い空から正直に」 1コマ目で喜ぶサツキちゃんがかわいい。夫をフォローするおかんもかわいい。
 「消される思い出」 まあ家庭財政的にはめでたいことで。


『そこぬけRPG佐藤両々
 ゲボキューの開発生活のはじまりのはじまり。タイツは健在。まずはアプリ開発のディレクター。人材集めから。また一味違った仕事漫画となるか。


『トイレノウスさま!』 ほんだある
 社会科見学ということは、中学生たちも、基本は地元民ということか。大学生と中学生が寺社巡りをする4コマは珍しいかも。


『恋は地獄車』 瀬戸口みづき 
 鼻毛は鼻から飛び出る寸前が、本来もっとも機能的な姿。飾りじゃないんだから、無駄に抜くのはNGです。恋愛? 知ったことか!


『ぎんぶら』 安堂友子
 思考する海、タルコフスキー監督の映画『惑星ソラリス』みたいですね。
 体重14億トンということは、直径わずか1.4km程度の小さな星ですね。