まんがくらぶ2017年12月号

まんがくらぶ2017年12月号の感想
http://4koma.takeshobo.co.jp/cat01/13883/

『鉄道少女ふたり旅』 山口悠

 日本の端っこが大好きな竹書房

『せんせいになれません』 小坂俊史

「考えすぎた結果」 仕事と遊びを置き換えることの陥穽。「遊びとは、強要されるものでも、するものでもない」とは言えても、「仕事とは、強要されるものでも、するものでもない」とはなかなか言えない。左甚五郎クラスの名工にでもなれば言えるのでしょうが。
「あとで土下座しました」 指導ではなく、リアルタイムの絡み酒。
「大好物」 食物網の中で、どんぐりの捕食者には、熊がいて、虫がいて、池田がいるという基本構造を理解させる教育。
「3日引っぱった」 最終的には6年1組が教えてもらった模様。ただの勝利よりも、学ぶことは多かったでしょう。学びたくないことを学ぶのは大事。
「喫茶わるぐち」 3コマ目の沢口は、顔といい台詞といい、まさに極悪沢口=悪口。
「正解はひとつだ!桃山」 果実としての桃山。
老害」 はからずも、今月の恐山先生を挑発するかたちに。

『思春期コーヒードリップ』 裕木ひこ

 店名は明示されていませんが、調べるとすぐわかるという『ラーメン大好き小泉さん』的なシステムになっています。
 今回は、イノダコーヒ、カフェラインベック、フルーツパーラーヤオイソ、喫茶マック、ゼー六。