まんがライフオリジナル2017年12月号

まんがライフオリジナル2017年12月号の感想
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『鬼桐さんの洗濯』 ふかさくえみ

「天狗の服と人の服」 トキエさんが女学生だったころの普段着って、どんな着心地だったのだろう。肌着の感じとかは、かなり違っていそう。90年前くらい?
「他の誰でもない」 1コマ目から、すでに泣いているのがポイント。

『宮尾さんは生えている』 TOもえ

 不審者より不審なのは友人じゃ?

『みっちゃんとアルバート』 森長あやみ

 ディオゲネスは、古代ギリシャ犬儒派の哲学者の名前。犬のような生活を理想としたそうです。「ディオゲネスの餌を買いにきた」というのは、なかなかにシニカル。サキは文系なのかな?

『中年女子画報』 柘植文

 仙山線で山寺へ行ったということは、隣の面白山高原駅を通ったのか。

『新婚よそじのメシ事情』 小坂俊史

29皿目 カレー焼きそば
 あえてカレー焼きそばを作ったのは、単行本1巻でのあまりの焼きそば推しに触発されたためではないでしょうか。

 おばあちゃんの家のカレーは5,000円の牛肉は使わないのかな。でも、母方の祖母だから、牛肉文化のルーツであってもおかしくはないのか。
 カレーうどんに比べると、調理時間が短いメリットがあるので、うどんをゆでる時間がないときに編み出したメニューなのかもしれません。
 ご飯やうどんと異なり、パスタは表面を油でコートし、あまり液体を吸わせないで食べるのが基本。よって、染み込みやすいカレーと組み合わせる場合には、パスタは油とあえたほうが相性がよさそうです。名古屋のあんかけスパゲティーでも、麺に油はセオリー。


30皿目 ピーナツバター
 確かにおいしい。上野松坂屋金谷ホテルベーカリーでも売っています。

 「買い支えるのが大事」というのは、このジャンルのファンならば痛感しているはず。力が及ばないことが多いけれど、やっぱり基本ですから。筆跡鑑定が気になる気持ちもわかります。1作品に10人から1通ずつファンレターが届けば10票になるけど、1人が10通出しても1票になるわけで。
 最終ページの大コマは、映画のラストシーンのようです。

『とーこん家族』 よしもとあきこ

「涙」 3コマ目の健一の台詞が、手書きならではの絶妙さ。