まんがくらぶ2016年6月号

まんがくらぶ2016年6月号の感想
http://4koma.takeshobo.co.jp/cat01/9165/

のみじょし』 迂闊

 ぶらっとサッカー。

『春と秋について』 むんこ

 女子社員にあれだけ嫌われていても平気で、むしろ積極的に嫌われにいっていたほどのアキトが、須賀さんに、一言「感じ悪いんで」と言われただけで、あからさまに不機嫌になるあたり、物語が動き出したな、と感じます。

『せんせいになれません』 小坂俊史

 「ヘビーモーニング」 もしかして、切っても、切っても、またかかってくるスヌーズ機能付きモーニングコールだったのでしょうか。だとしたら、なかなかにホラー。
 「さあ思う存分」 服が同じだから、4コマ目までが同じ日ですね。伏線の仕込みから回収までを急いでしまうのは、若さゆえでしょうか。
 「自分の手で」 生徒の安全を守るのは、確かに教師のミッションではあります。
 「まかり通る自由」 ツッコミ役までも言葉をなくす。「グダグダだとか、開いた口がふさがらねえとか、そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…」
 「主に海苔」 小学生が、ふだん四角い弁当箱を使うことは少なそう。その意味では、池田先生の輪郭に近くなるように、弁当箱を選んできた子供たちの愛情を、感じなくもなし。
 「自作自演だ!! 桃山」 自作自演というか、自業自得というか、自縄自縛というか。
 「伝説のはじまり」4コマ目の後は、そのまま飲みに行っただけのような気がします。授業をほっといて。

『なぎさ食堂』 藤沢カミヤ

 ブブールクタンヒタムは、インドネシアのココナツ黒米ぜんざいらしいです。

『思春期コーヒードリップ』 裕木ひこ

 深咲さんは、先代マスターに何らかの想いがあるようです。そのせいで、現マスターを保護者目線で見てしまうのでしょうか。

『トラロッコ』 えのきづ

 いろいろな思いやりがあふれる名エピソードですが、それだけに、物語の終わりが近づいているのかな、とも感じてしまいます。