まんがくらぶ2016年5月号
まんがくらぶ2016年5月号の感想
『春と秋について』 むんこ
あまり笑いを指向していないこと、アキトが、えらく親切だったり、つっけんどんだったりするルールが、いまひとつよくわからないこと、などの理由から、やや敷居が高かった本作。しかし、椅子を蹴ったのは、なんだか嫉妬っぽくて、そろそろ人間関係が動いてきそうな気配がしてきました。
『父とヒゲゴリラと私』 小池定路
『思春期コーヒードリップ』 裕木ひこ
実は小心者の二人が、美女の手の上で踊るの巻。
『さかな&ねこ』 森井ケンシロウ
「調理実習」 鴨がネギ背負ってじゃなくて、ブリが大根背負ってか。
『せんせいになれません』 小坂俊史
「人の流れに身を任せ」 教師は低きに流れる。
「手加減みじんもなし」 小学生にして「ヤクザに弱みを握られると骨までしゃぶられる」という教訓を得る。野球賭博や餃子の王将になる前で良かった。オマケの3点でサンドバッグを買う教師。
「結果は推して知るべし」 こっそり抜け出して買いに行く、という器用な行動ができるようなら、そもそも騙されない。生徒の顔を描いていないのが、作者の情けか。
「プロ意識の欠如」 施工:和泉、試運転:池田。
「気絶するほどのヘルシー」 自分なら、ウコン茶と青汁と豆乳を混ぜて、黄緑にする。
「目的はなんだ!! 桃山」 ダンシングホール養成ギプス。
「非常事態宣言」 シティーハンター+キャッツアイ。3コマ目の街明かりは、「街はきらめく passion fruit ウインクしてる everynight」ということなのか。