先月のまんがくらぶ

まんがくらぶ2013年4月号の感想


http://4koma.takeshobo.co.jp/cat01/4537/


『父とヒゲゴリラと私』 小池定路
 暴れん坊軍曹はモンスターと戦うのか。てっきりドイツ軍と戦っているものと思っていました。
 父とヒゲゴリラは地味男子ですが、比和つかささんも、ゆりかさんも、ある意味では地味女子かも。美人だけど、人づきあいが得意というわけではなく。地味な人たちの温かいふれあい。


『天使の事情』 神仙寺瑛
 リカコ先生お疲れさま。お幸せに。


『だって神様が好きだから』 竹本泉
 うーん難しい。猫耳にしていても兎耳にされるなら、猫耳の意味は?とか、4つ耳ってどうなの?とか。楽しいけど。


『ゆあまいん』 むんこ
 むんこ先生本気モード。
 「10代男子は化け物か」 吉岡って、舞と並ぶとこんなに背が高いんだ。小学生の時はチビの印象だったけど、でかくなったなあ。
 「待っていた質問」 待っている吉岡に味がある。
 「目からウロコ」 核心を突く吉岡。成長しているのは背だけではなかった。
 「いたって普通の」 前の1本では描かずにいる抑制。そして、この1本では台詞に入れる親切設計。


ひよわーるど』 橘紫夕
 ダンボール、ボール紙とは言いますが、ダンボール紙とは多分言わない。


『ラーメン屋のヨメ』 神奈川のりこ
 「常連山本さんの応援」 前作までのこともあり、禿げ頭に1本髪のキャラで頭身が高いと、なんか落ち着かないです。


『土曜ランチ』 イシデ電
 おおかみこどものねねとゆゆ。


『せんせいになれません』 小坂俊史
 「なまず屋で朝食を」 河田一聖、たぶん23歳。浅い飲酒歴で、ここまでディープな酒飲みシチュエーションにどっぷりとは、さすがの一言。
 「カプチーノでも飲んでろ」 4コマ目、授業する河田と隔離される品田さんを、1コマに収める剛腕が見事。パースが分かっていないと不自然になるし、ディフォルメもできないと収まりきらないし。カメラを、黒板の中というありえない場所に設定することで、ドラマティックな構図を実現。
 「絞れターゲット」 「エロくないですよ」が、微妙にアウト。おもちゃの大持屋は、おもちゃのおおもちや。
 「なさけぶかき女」 机の上の束の厚さから見て、河田採点のぶん以外も頼まれてそう。
 「春の足音を感じてね」 いっそのこと、キャベツを凍結させて、かき氷器で削ったらどうでしょう。
 「罠に落ちて」 トムとジェリー的な。
 「ご迷惑おかけしております」 尊大な態度からの土下座という強烈なコントラスト。
 「きっちり回収だ!! 桃山」 1コマ目の「桃山商会」「あえて止めないぞ」が地味に面白い。
 「日本に花のある限り」 「どの口が言うか」で顎に手をかける物理攻撃がかっこいい。それでもかまわず話す河田もかっこいい。


『2コマ堂』 
 メタなネタで、入選いたしました。ありがとうございます。自由度が高かったので、宇津井さんには何かメタなツッコミをさせようと思ったら、このネタしか思いつきませんでした。多分同案多数であったのでしょう。


『佐々木くんの夜カフェ』 天乃タカ
 新規開店直後に流行らないと、喫茶店商売は厳しい気が。そして溢れ出るホモくささ。


ゆるめいつ』 saxyun
 ホラーだ。


『ぶんぶくかまのめし』 田丸さと
 続きが気になる最終回。


『田中さんちの白米ちゃん』 池尻エリクソン
 こちらも最終回。婦警さんコスに裸足ってエロス。


『並盛サラリーマン』 木下晋也
 最終回。「告げられる真相」からの「そして誰もいなくなった」が推理小説っぽい流れ。