今月のまんがライフMOMO

まんがライフMOMO 2012年1月号の感想


『崖っぷち天使マジカルハンナちゃん』 佐藤両々
 「彼ならば」 変身解除も単独ではできず。相変わらずのスペックの低さ。
 「学びました☆魔法使いには物理攻撃」 変身した意味ねえー!


『青春甘辛煮』 碓井尻尾
 高杉兄の兄妹愛は、ちょっとだけカッコいい。


『ちとせげっちゅ!!』 真島悦也
 雪合戦が得意な4コマキャラって多いですよね。『ちとせげっちゅ!!』の藤先生、『らいかデイズ』のらいか母、毎日新聞『ウチの場合は』の小坂先生。


『わびれものゴージャス』 小坂俊史
 清里高原の駅前風景。バブル期のファンシーな観光地は今。
 高原観光の拠点、テニスなどのレジャー拠点、宿泊はペンション、などというスタイルは消え去ってしまったわけではないようで、ブームは去っても、したたかな観光地であるようです。
 80年代ファンシー建築物も、なかばは廃墟になったりもしつつも、ひっそり現役を続けているところもあるようです。
 街並には町の歴史が反映されるものですが、清里での町の歴史は、クマさん、ウシさん、ミルクポットなどの80年代ファンシー物件のかずかず。観光地としての黎明期からファンシーだったわけですから、逃れようがありません。
 清里の場合は、もともと観光資源があったから、ブームが去っても、観光地としてやっていけるわけですが、大失敗した中曽根民活におけるリゾート開発の末路は、もっと悲惨です。テーマパークブームの跡地の荒廃は、洒落にならないものがあります。