今月のまんがタイムオリジナル

まんがタイムオリジナル2011年12月号の感想


らいか・デイズ』 むんこ
 久しぶりの縦割り活動。6組×6人で36人+αが登場。
 仮装に個性が出ます。おおきなおばけのらいかチーム。冷蔵庫が大きくて、野菜お化けの蒔奈チーム。裁縫が得意で、正統派魔女と使い魔の悠美チーム、フェイスペインティングが得意で、デスメタルの陽子チーム、銀行強盗の竹田チーム、カオナシの原ぼーチーム。


『おかん』 小坂俊史
 今回から正式連載という扱いに。
 「正しい計測」 連載開始の記念に、キャラクターのフルネームを紹介。大森サツキ、大森ジュン、大森さえ子、父の名前は不明。娘の心の声を聴く母。
 「とっさの2文字」 「しっくりこない」が伏線になっています。2コマ目、いつも点目のヒカリが、ニコニコ目になっていてかわいい。4コマ目、「ママさん」と呼ぶときのサツキの棒立ち具合もかわいい。
 「第一段第二段」 なんという男前な弁当。背景がブラックになる3コマ目の演出もよし。
 「その娘です」 さっそく1本目のフルネームが役に立つ。母は親子ペアじゃなくても、ピンで有名になれる芸人のようです。
 「至福の時が」 2コマ目と3コマ目の表情の落差が面白いです。
 「午後9時の罠」 似たような罠を、森井ケンシロウ先生が自身のスタジオでやっていたような。藤島じゅん先生の4コマ(今日のふじしま)で読みました。ジュンの悪知恵程度では、母の悪知恵には太刀打ちできず。
 「30%は大きいよ」 母の表情が、常にしてやったりで、引け目の欠片もないのが面白い。
 「泣きたくなるよ」 前の1本とオチでシンクロ。タイトルも少しシンクロ。首になったパートは、喫茶店のかな。
 「自由自在」 ガサツさがテクニックに。ちょうどいいサイズの娘と息子がいてよかった。
 「惹かれた理由」 1コマ目のジュン君、次の1本まで寝ていますね。同じ日、同じ場所でのエピソードなのでしょう。
 「毛布のハンデがあったのに」 『ハルコビヨリ』のハルコとやっさんを思い出します。サツキはやっさんポジション。みんなでごろごろ、家族愛のかたちではあるのですが。


『そこぬけRPG』 佐藤両々
 カニ鍋→闇鍋。面白いのですが、バストアップの会話が続く場合が多いので、やや画面が単調かな。
 「思うまい」 久しぶりの仁郷さんの毒舌。


『ひよりすと』 魔神ぐり子
 せっかくの最終回なのに、なんだかゴチャゴチャしたイベント展開になってしまったのが残念です。もう少し日常よりの話のほうが、余韻があった気がします。腹違いの姉設定も必要だったのかな。


『あねぐるみ』 森繁拓真
 『ゲンセンカラン』より、からんちゃんが参戦。


『ぎんぶら』 安堂友子
 筋肉惑星クルバスイナに。ちなみに逆から読んだナイスバルクは「良い筋肉」という意味だそうです。
 コギ太郎倒れる。→ 犬大集合、急展開?


『お茶の間クエスト』 まがりひろあき
 次回最終回。クリアしたなら別れだけれど、クリアしなけりゃ永遠のお別れ。気持ちは複雑ながらラストダンジョン魔王城へ。もちろんセーブは忘れずに。