先月のまんがくらぶ
まんがくらぶ2011年3月号の感想
『ヴェネツィアひよわ紀行』 橘紫夕
タイトル画がない珍しいスタイル。
背景を大胆に省略することで有名?な橘先生ですが、ヴェネツィア紀行では、やたら細かい背景を描かないわけにはいかないので大変ですね。
『せんせいになれません』 小坂俊史
「華麗なる遠回り」 季節ネタで遅刻ネタ。早朝営業するほうもするほう、滑るほうも滑るほう。客は河田だけだったのでは。
「ミステリアス如月」 バレンタインデーの風習も、日本に輸入された時期があったわけですからね。当時は、なんだその奇習は?と思った人もいたことでしょう。
「そんなこともあったなあ」 埋めるほうも埋めるほう、わざわざ掘り出すほうも掘り出すほう。「見てわからんか」「わかるかっ」の会話が面白い。
「中の池田は時給100円」 インフルくんかわいい。けとばす低学年もかわいい。インフルエンザウィルスは↓こんな感じ。
「安っすい男だねえ」 びんぼうと呼ばれるのはイヤな河田。びんぼうコーヒーの生徒料金は35円か。安いような、インスタントだからむしろ高いような。
「河田から君へ」 地味男子その1、山本。セーターのチョイスは、親心からか、280円と安かったからか。
「河田から君へ2」 2コマ目の河田のポーズが、前の1本と同じ。画面にリズムが生まれます。珍しく徹頭徹尾もっともな河田。
「みんな見てたぞ!! 桃山」 見ただけで能力をコピーできる桃山。星のカービィ的な。
「いらんことしたなあ」 地味男子その2、田辺。よく病気になるなあ。田辺の母は初登場か。
『父とヒゲゴリラと私』 小池定路
安定した面白さ。私とタイトルにあるけれど、娘目線じゃなくてヒゲゴリラ目線。
『ぶんぶくかまのめし』 田丸さと
他の漫画がバレンタインのなかで、この漫画では長引く正月帰省。