今月のまんがタイムオリジナル

 まんがタイムオリジナル2009年8月号の感想


ラディカル・ホスピタル』 ひらのあゆ
 「外科室」 タイトルは、×外科質 ○外科室 でしょうか。泉鏡花の小説ですね。


『らいかデイズ』 むんこ
 「ツッコミ待ちよね きっと」 かのんの歳で、大蔵省を知っているのは凄いです。生まれたときから財務省なのに。


『タマさん』 森ゆきなつ
 水泳勝負。ストーリー重視で、ちょっと笑いは薄めかな。


『ささきまみれ』 小坂俊史
 タイトルバック:食券の海。でも、明日になったら、期限切れで、ただの紙切れの山になるのでしょう。
 「あたたかみを知る」 結局、この日は、冷しそばは食べず。もぐら食堂の本当の姿は、最後の作品まで、持ち越しになりました。
 「2で割れる3」 面倒見のいい飯田さんとみっちゃん。完全に裏目に出ましたが。
 「きのこの危険性」 古典的な1本。
 「未知への挑戦」 yahoo知恵袋に、「ポークジンジャーと豚の生姜焼きは同じ料理ですか?」という質問がありました、そのときの答えはこちら。個人的にも、ポークジンジャーは厚い肉、しょうが焼きは薄い肉というイメージがあります。
 「わが学び舎」 金がなくなって、自動車学校を中退した笹木さん。でも、自動車を運転している笹木さんが想像できません。『ひがわり娘』でも、自動車を運転する職業は、無かったような気がします。
 「11人いた!! 」 小坂先生は、萩尾望都先生の『11人いる!』ネタが好きですね。
 「徒労」 1コマ目と2コマ目、太陽の位置の違いで、時間の経過が分かります。まさに徒労。3コマ目まで台詞がない、小坂漫画では珍しい作品。
 「頑張った証」 頑張らなくてもクビになり、頑張ってもクビになり。この世は、ままならないですね。
 「銀座も少し考えた」 笹木さんは、5月29日生まれの双子座です。ボケまで予測するとは、占い師侮りがたし。マダム・パープルみたいです。
 「夢に見たシーン」 お隣さんシリーズに、またも転機が。綺麗に落ちた一本。
 「虎穴に入らずんばそばを得ず」 もぐら食堂の衝撃の実態。驚きの3コマ目。店の中は、どんな感じなんだろう。どう考えても流行ってなさそうですから、余計にヤバいですよね。


『開運貴婦人マダム・パープル』 安堂友子
 「とてもとても暑い日」 「覚えててくださいよー」に笑いました。


『そこぬけRPG』 佐藤両々
 女の子会議シリーズ。
 「装備」 戦闘服か、大変だなあ。
 「チェック」 「外っ側には興味ない」って結構大胆な発言。
 「金額」 ヴィヴィアンの立体オーブらしいですね。
 「花園のような何か」 腐った花園。
 「得手不得手」「イベントてんこ盛り」 進まない女子会議に、カナさん強権発動。藤崎さんリーダー、ばたちゃん副リーダーの新体制が発足へ。適材適所。さすがカナさん、発想がいいです。これからも面白くなりそう。


『L16』 東屋めめ
 若社長の広告屋さん、千本広告という名前だったんですね。そうすると片想い君とは兄弟になるのか。兄弟で姉妹に片想い。


『ミラクル書店』 吉川景都
 最終回。最大限にキョドりながらも、めでたくハッピーエンド。
 これで、吉川先生は、4コマ誌からは一時離れるのかもしれないですね。コミックバンチの連載と、web漫画がとても好調で、お忙しそうですから。でも、また、4コマ誌でもお目にかかりたいです。応援しています。


『ご近所コネクション』 岡田がる
 新連載。1話目から迷走中。最初は、マイホーム購入直後の話かと思ったら、中盤では、引越しから1年経っている話になっているし。商業誌掲載レベル未満という感じです。


『花咲だより』 高原けんじ
 咲太くん前期試験。まじめな大学生ですね。そして、対照的に享楽的な花さん。


『毎週火曜はチューズデイ!』 OYSTER
 単行本発売記念で、ちょっとだけ復活。相変わらずのハイテンション。終了したのは惜しいなあ。単行本は発売中。


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