今月のまんがタイムオリジナル

まんがタイムオリジナル2009年7月号の感想


『ただいま勉強中』 辻灯子
 移籍新連載。いきなり始まった感じですが、一通り読むと、各キャラクターの性格が分かるようになっていて、その意味では良くできた第一回です。


らいか・デイズ』 むんこ
 「憐れみ」 ムカデ油は、やけどなどの薬。食用油に生きたムカデを入れて作るそうです。
 「うまい酒でも買って帰ろう」 後輩くんはゴキブリが苦手。後輩くんの家で、ゴキブリが出たらどうするんだろう。夫婦でパニックになるのか、それとも、あの奥さんが平気な顔をして叩き潰すのか。
 「手さぐり」 おじさんの人柄がよくわかります。
 「像」 昆虫学者をしながら、妹の生活費まで捻出するには、苦労があったことでしょう。


『あかるい夫婦計画』 井上トモコ
 「ハサミと仕事」 「チョッキンナ」という名前も、美容院として不安ですね。
 「文字通り」「ゴミとエコ論」 復帰してから、ちょっとブラックなネタが増えた気がします。基本的に安定した夫婦生活がベースなので、多少ブラックなネタがあっても、バランスが取れて、いい感じです。


『L16』 東屋めめ
 1本目の前のシーンが見たいです。
 片想い君の名前が判明。千本くん。


『時間がない!! 』 王嶋環
 料理の話。松下くんと由良さんの間が、ちょっと縮まったみたいです。
 えびと豆腐と酢で、何を作るんだろう。サラダかな。


『タマさん』 森ゆきなつ
 「こっちにも」 巫女姿でいつもよりハイテンションな楓さん。可愛いです。
 「イカ」 生のイカを、猫が大量に食べると、お腹をこわすそうです。要注意。
 「ゆめとげんじつのはざまで」 3コマだけで異世界感を演出しているのが見事です。情緒あり。ストーリー漫画も描いている森先生ならではのテクニック。
 「おすすめのしな」 ものすごいマッサージ器にマッサージされる楓ちゃんが見たいです。
 「いつかふたりで」 火を通したイカなら、食べ過ぎなければ、猫が食べても良いそうです。まあタマさんなら、何を食べても大丈夫なんでしょうが。巫女姿の楓ちゃんと花火デートだというのに、彼氏はいじめっ子認識。贅沢な奴だ。


『ささきまみれ』 小坂俊史
 「6月のユウウツ」 4コマともに背景がある、レイアウトで魅せる1本。雨上がりの情感がよく出ています。
 「3ヶ月もいるくせに」 相変わらず、スペックが高いのか低いのか、よく分からない笹木さん。4コマ目、いかにもインド料理っぽいカレー屋ですね。
 「なぜ残ったか考えろ」 あまりに軽率な笹木さん。シールくらい読まないと。スーパーの惣菜大量買いは、太るもとですよ。
 「大きな親の愛」 笹木さんと実家は、ちゃんと連絡しているんだ。ちょっと意外。
 「突然連れてこられて」 いしいひさいち先生のナンセンス漫画のような展開。
 「たしかに恥ずかしいレベル」 4コマ目、ウクレレの腕も恥ずかしいですが、オリジナルの歌の歌詞も、恥ずかしいレベルです。「あ〜かねがほしくて〜。」
 「宇宙のロマン」 年収4千万でも、UFOマニアは嫌かも。
 「横の窓から」 2コマ目の自動販売機が楽しいです。「入れすぎ!! 59種の野菜」とか、「あめゆ」とか。なつかしいなあ、あめゆ同好会。JBK。
 「ライトは暇なので」 引っかかったのが笹木さんで良かったです。次の試合の人が引っかかったら、洒落になりません。しかし、グラウンドで落とし穴を掘っていたのに、気付かれなかったのですね。
 「わしづかまれました」 手料理の作りすぎも、太るもとです。自分と相手のぶんだけですから、2人分+αで十分なはず。
 「6月のたくらみ」 1コマ目の、新聞紙を敷いて密着している二人が、とても可愛いです。


『ミラクル書店』 吉川景都
 紺野さんモテ期到来。次回どうなる?


『おかまん研』 山吹あらら
 3ヶ月連続ゲスト第一回。
 王子様妄想、BL妄想、エロ妄想の漫研3人娘。同じ先生を相手にして、3種3様の妄想をするところが、よく出来ています。
 今後は、どのように話を広げていくのかが見ものです。


『アイスボーイズ!』 ささきみき
 ストーリーの先を早く見たい気もするのですが、主人公が脱線タイプですから、キャラを生かすと、どうしても寄り道をしがちになります。そのあたり、ジレンマですね。


『おたママ』 茶崎白湯
 娘さんは、親の買う同人誌の中身を知っている模様。いいのかな。


『そこぬけRPG』 佐藤両々
 女の子会議。藤崎さん大活躍。
 「理解不能」 腐女子率の高い女の子会議。腐女子の意味も知らない一般人は、ゆかりさんだけみたい。
 「希望」 そのキャラ達と恋愛したりー恋愛させたりー!! 腐ってやがる。
 「愛すべき者達」 さすがは年長者の余裕。
 「萌え」 さすがはゆかりさん。ゆかりさんも藤崎さんも萌えーです。
 「無敵な感じ」 船で山だって登っちゃうぞ! ゲーム史に残るようなゲームになりそうです。


『花の委員長』 大西輪
 ちょっと『あずまんが大王』の大阪とよみ、智とよみ、みたいな感じですね。


『花咲だより』 高原けんじ
 「晴れVS雨」 雨女キャラ雨宮先生登場。
 「デート」 超絶的な雨女が、初デートをハイキング一本にするのは、チャレンジャーですね。雨傘企画も考えておかないと。
 「弟」 自然科学と雨女、両立は難しいですね。


『田舎days』 新田朋子
 最終回は東京編。次号から新連載。


『でかけモン』 カラスヤサトシ
 「像」 観光地の川越を、この1本でまとめてしまうあたり、この作品の特徴が良く出ています。


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