今月のまんがタイムオリジナル

まんがタイムオリジナル2011年1月号の感想


『恋は地獄車』 瀬戸口みづき
 弁当を公園の鳩にやるのは善行なのか、疑問の残るところなれど、面白いからよし。


『ぎんぶら 〜銀河ぶらりと調査隊〜』 安堂友子
 新連載。21エモン風味のスペースオペラギャグ。
 流行りのひらがな4文字タイトルで、流行りとは無関係のジャンルを攻める安堂先生の心意気やよし。
 主人公の若竹光一の29歳という微妙な年齢も絶妙。哲学的テーマと極秘ミッションが気になります。


『そこぬけRPG』 佐藤両々
 「何よりも裏切らぬもの」 裏切らぬものは「萌え」か。恐ろしい。同人はクリスマスには入稿終わってますよネ?コピー誌?
 「戦場に」 おお本格サンタコス。


『球場のシンデレラ』 小坂俊史
 「やっちゃった」 ユニホームを洗えないのに、するべきときには果敢にヘッドスライディングするわけですから、真摯と言えるのでしょう。
 「ボールのきもち」 いやいやポテンヒットは、みんなが集まってくるわけですから。ポテンヒット以下ですね。
 「勝利の女神」 2コマ目の「プライド」が伏線に。
 「二人そろって」 計算ミスもすごいけど、11点取られて先発完投というのも、なかなかすごいですね。
 「それ相応の」 なんだか、3コマ目での姿勢が、のちの連敗を招いたようです。
 「食べものの恨み」 シャケ弁パワーで15−1の圧勝。
 「憑き」 まさに憑き。オカルト野球。
 「全自動の悲劇」 2コマ目、3コマ目の洗濯機に、水道栓まで書いてあったのが伏線ですね。
 「全力で挑む」 メルヘンさんが児玉さんなので、先発は早乙女さん。たとえ実力が無くても、バック転に果敢に挑む。児玉さんの真面目さでしょう。
 「出場ゼロはだてじゃない」 桶川さん、あらたなケガはしませんでしたが、まがまがしいものを召喚したようです。ケガ→アンラッキーへの転換点か。
 「ツケを払うとき」 女子野球で、休みなしの8連戦は、それだけでもつらいですね。


『宇宙人ピョートロ一家』 横山裕二
 こちらも藤子F風味、70年代テレビアニメ風。


『えきすとら以蔵』 こだま学
 次回最終回。4コマ界の「姑獲鳥の夏」ついに出産へ。