今月のまんがライフオリジナル
まんがライフオリジナル2010年11月号の感想
『おうちがいちばん』 秋月りす
「子供の大志」 ひわちゃんは、どんぐりを植えるのが好きな少女。以前にも拾ってきたどんぐりを、ゆでられたことがあったような。
「衝撃の告白とおでん」 さすがは姉妹。息の合ったやりとり。
「1分後戻った」 と思ったら、つぐみさんのショックは、ひばりさんの予想を超えていたようで。
『ちいちゃんのおしながき』 大井昌和
『ののちゃん』の藤原先生とか、『Good Morning ティーチャー』の沖田先生とか、『せんせいになれません』の河田とか、勤務中に飲酒する教師は、4コマ漫画では珍しくありませんが、ごく普通の先生が、遠足の引率中に日本酒で酒盛りするのは違和感があります。
『店長の憂鬱』 碓井尻尾
「結論」 真面目で誠実なスズキ店長。
「なにが違う」 双子だったのか。
「いつ行った」 「心がこもってれば何だっていいんだ」と言った店長ですが、いくら心がこもっていても、社長からの荷物は嫌なようです。
「苦労の証」 これも心がこもった贈り物。
『しょっぴんブギ』 佐藤両々
開店時間の早まった駅前商店街。不況だからでしょうか。うちの近所でも駅前の本屋が朝7時から営業するようになって、4コマ誌を買うのに便利になりました。
「良い香りのが増えましたね」 久しぶりの登場の郁ちゃん。微笑ましいガールズトーク。
「におい」 ドリアン1個買いの場合、匂いもさることながら、量も大変ですね。あまり保存もできなさそうだし。食べきらないと。
『セトギワ花ヨメ』 胡桃ちの
現実離れした作風が、今回の場合は吉とでたようです。
『ゆにいる』 渡邉
3ヶ月連続連載最終回。
野性の仲居の本領発揮。独自の味が出ています。エンジンがかかってきたところでの最終回は惜しいですね。継続を希望します。
『ひみつの花園』 みなづき忍
文化祭話。楽しいけれど、結局応接室の異音の正体は?
『全力委員長』 のしお
「本は大切に」 つぼみちゃんが読んでいる?本の元ネタは、『ルドルフとイッパイアッテナ』ですね。
- 作者: 斉藤洋,杉浦範茂
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1987/05/20
- メディア: 単行本
- 購入: 6人 クリック: 135回
- この商品を含むブログ (95件) を見る
『とーこん家族』 よしもとあきこ
「美女と野獣」 お母さんの貧乏は、独身時代からなのか。
『遠野モノがたり』 小坂俊史
「相対的ドシロウト」 遠野で1年。ずいぶん密度の濃い1年だったのではないでしょうか。普通、1年でこんなに町に詳しくはならないですよ。やっぱり、地元を舞台に漫画を描くという選択が、経験を深くしたように思います。
「祭日」 タイトルがいいですね。「祭日」が「祝日」でなくなって、かたちは変わっても、伝統は続いていく。
「条件を満たすもの」 祭りを見に行く人なしでは、祭りは成立しませんものね。たとえそれが、平日の昼間でも。
「この町のありったけ」 それぞれの芸能には、それぞれ対応する祭祀があり、それとは別に、全員大集合する遠野祭りもある、という感じなのでしょう。ちょっとプリキュア映画みたい。
「いつもの」 やきするめやアイスは、個人的にはあまり馴染みのない屋台だなあ。屋台事情は、本当に地方地方で違うので、それが垣間見えるのは楽しいです。
「ゴッドチルドレン」 右から左へ祭りの行列が流れていくような1〜3コマ目が、絵本的でもあり、映画的でもありで、面白いです。
「路地裏伝統芸能」 きちんと夜の街には、夜に踊りを奉納する。さすがは遠野、律義なものです。
「一瞬に賭ける」 流鏑馬に場内解説があるのか。
「進歩しない女」 祭りというのにだらけている座敷童子がかわいい。祭りのヤキソバを家に帰って食べる。『中央モノローグ線』終盤の印象深いエピソードが、遠野でも再び。確かに進歩しない女。
「遠くに出かけるその前に」 神無月が10月なのは、秋祭りがひと段落するタイミングだからなのかもしれませんね。来年のこの時期は、小坂先生はどこにいるのでしょう。
『大カラスヤサトシの大発明大王』 カラスヤサトシ
磁力銃の話。コイルを使っていませんが。
運動量保存の法則でしょうか。ぶつける鉄球の速度(v)と質量(m)を大きくすれば、弾の速度は高まるはずです。