今月のまんがライフオリジナル

まんがライフオリジナル2010年4月号の感想


おうちがいちばん』 秋月りす
 「登り上戸」 『定年までミニをはく女の会』でのできごとなんでしょうか。


『しょっぴんブギ』 佐藤両々
 うららかさんやまいだれ2巻76ページ)みたい。
 針井くんは、入社3年目か。悦二くんと、それほど歳の差はないわけですね。針井くんと悦二くんの、懸命の恋のさや当ても、当の馬場ちゃんはまったく興味なし。あわれ。


『店長の憂鬱』 碓井尻尾
 社長が店舗に。従業員にプレッシャーを与えることも、経営者の務めだとすれば、この社長、チャラいわりになかなかやります。


『東京眼鏡』 あらい・まりこ
 桜と墓場。
 「桜」 4コマ目の2人の表情が素晴らしいです。


『なごみクラブ』 遠藤淑子
 会社生活でいちばん必要となるのは、多くの場合、コミュニケーション能力ですが、学校では教えてくれませんからねえ。


『なりきりコスピーちゃん』 いがらしみきお
 ホラーちゃんって、いがらし先生の他の作品にも出てきませんでしたっけ。


『MEDIGIRL』 道端千揺 有好従桜
 視点が定まらない感じです。ボケ役が主人公で、さらにボケに出会って、もう一段上のボケの先輩が出て・・・。


『遠野モノがたり』 小坂俊史
 「じわじわ来る日々」 遠野で桜が咲くのは4月の下旬、まだしばらく先ですね。
 「奇跡の物語」 遠野物語は、まず名前の響きがいいですからねえ。
 「なんなら私がなる」 遠野物語は、持っているのですが未読です。でも、このあいだ『水木しげる遠野物語』は読了しました。


水木しげるの遠野物語 (ビッグコミックススペシャル)

水木しげるの遠野物語 (ビッグコミックススペシャル)


 「町中に棲むもの」 熊は鈴で逃げるけれども、人間は鈴程度ではなかなか逃げてくれないから、厄介です。
 「18才に戻る日」 地元のコミュニティが健在って、いいですね。
 「卒業ドライブ」 3コマ目「落ちて泣け」の涙と思わせて、という仕掛け。青春だなあ。
 「本はめぐりあい」 遠野でサイン会をするとしたら、その書店になるんでしょうか。小さな都市は、大きな本屋がないのが辛いですね。市場が小さいから、品ぞろえが悪くなり、品ぞろえが悪いから、人が集まらないという悪循環。
 「古い花の咲く町」 遠野町屋のひなまつり、歴史と文化と伝統と、ボランティア精神がないとできない催しですね。頭が下がります。
 「あまり実績ないもんなあ」 そうか、実績ないのか。
 「物語と現実と」 積極的に近所にカミングアウトして、地域のイラスト仕事を拾うべく、営業をかける生き方もあるのでしょうが、そうしないところがなのかさん(というか小坂先生)なのでしょう。


『わたしのハテナちゃん』 柘植文
 AKBの劇場って、ドンキホーテの上だったのか。ドンキホーテには行ったことがないけれど、あの場所にASOBIT CITY があったころには、よく行ったなあ。まさかラオックスが、あそこまで縮小するとは。移り変わりの激しい街です。