今月のまんがライフオリジナル

 まんがライフオリジナル2010年6月号の感想


おうちがいちばん』 秋月りす
 雨の話が多いと思ったら、4コマ誌のなかでは、もう梅雨シーズンなのですね。


『しょっぴんブギ』 佐藤両々
 このところ出番が少なかった定もっちゃん編。
 馬場ちゃんと定もっちゃんが、仲良くケンカしてこその『しょっぴんブギ』だと再認識させる楽しさです。


『遠野モノがたり』 小坂俊史
 「自転車に乗って」 自転車は買えばいいのに。
 「どの面さげて」 河田や池田だったら、躊躇なくジンギスカンに行くのでしょう。
 「ひとりの食卓」 家庭用ジンギスカン鍋の存在は知っていましたが、その下の穴あきバケツの存在は知りませんでした。屋外で使うのかな。ジンギスカンもひとりで食べるとなかなか侘びしい食べものですね。2コマ目「ZUMONA」は遠野の地ビール。「ZUMONA」という名前は、昔話の「むかしむかしあったずもな」の「ずもな」からきているそうです。ホームページはこちら。
 「そこがコンビニである限り」 田舎(失礼!)のコンビニって、なんか独特の雰囲気がありますよね。地元の生活に溶け込んでいるんだか、いないんだか、よくわからない不思議な感じ。
 「うしろの物の怪さん」 みどりさん編に、なのかさんが登場。二人ともマレビトなのかもしれません。
 「認められてトクをして」 博物館。新米市民としては行っておくべき施設でしょう。
 「人間世界の諸事情」 早速、その博物館での話。「カリンちゃん」という名前は、カッパの「カ」と遠野市の市花リンドウの「リン」を合成させたものだそうです。なるほどリンドウを背負っていますね。百周年記念のキャラクターは、河童の「かたるくん」。水木しげる先生のデザインです。
 「商店街の片隅に」 うずら焼きとは、米粉で作った皮に、あんの入った平べったい饅頭のことのようです。小さい社の神職って、普段は何をしているんでしょうね。
 「時代の波に乗れ(やや遅れで)」 なのかさんの作風と、座敷童子のプライドが、萌えキャラ化を拒んだようです。
 「かくも長きおあずけ」 ブログなどを読むと、今年の遠野の桜は、さくらまつりの最終日の5月5日になって、ようやくほぼ満開となったようです。