今月のまんがくらぶ
まんがくらぶ2010年6月号の感想
『せんせいになれません』 小坂俊史
「芸人のそれ」 ダチョウ倶楽部的な。「原稿がある」というのが、フェアな伏線になっています。
「わたしの視点」 光広ということは草なぎ君ですね。どちらかといえば父親似。考えオチです。保険医の視点では、生徒は具合が悪いか、全く見かけないかのいずれかでしょうから、どちらにしても家庭で問題になりそうです。
「学び舎にとけこむ」 向上と低下。木の葉を隠すには森の中。森がない場合には… チェスタトンの流儀です。
「先着1名」 賞品は何だろう。2コマ目、テストの返却なのに、中野やよいが生き生きしていて、沼倉が眉をしかめているあたりも、伏線になっていますね。
「ビニールシートまで」 和泉の天然っぷりが、いっそすがすがしいですね。
「傾向と対策」 4コマ目、丸木さんの蔑んだ目がたまりません。
「その瞬間を狙え」 今回、竹見先生の出番が多いなあと思ったら、ババア呼ばわり。ひどいなあ。
「怒れる10人の男たち」 牛丼1杯で納得してもらえるかどうか。
「あとマスターと呼んでもよい」 いつものと言っても、レギュラーメニューは、コーヒーと紅茶のアイスとホットしかないような。
「無為な時間だ!! 桃山」 トイレで無為に過ごす時間。ドラえもんの『スケジュール時計』を思い出しました。
「守られなかった男」 珍しく下校時間。珍しく台詞のないオチ。3コマ目、一応ベンツ。
『ひよわーるど』 橘紫夕
修学旅行編第2回。でも宿での話だけ。
ごはんとサバとサラダと茶碗蒸し、「わー豪華!!」と言うほどには豪華ではない。それにしてもサバが薄い。もーりのように薄い。
そして、なぜかあまりうれしくない女子高生のお風呂。
『ちこりん日記』 山野りんりん
なずっち編。だから最後も「ちこりん日記」じゃなくて「なずっちブログ」。
『オトウフようちえん』 オトウフ
ねんどあそびの連作が素晴らしいですね。このレベルのネタが維持できれば、今後も楽しみです。
『ぶんぶくかまのめし』 田丸さと
どんどんシュールに。なぜにアルパカ?