今月のまんがライフオリジナル

まんがライフオリジナル2011年4月号の感想


『しょっぴんブギ』 佐藤両々
 タイトルバック:業務用メイドさん
「わかってます」 わかっている二人の会話。的を射ているだけに胸を刺す。わかっていない一人の満面の笑み。
 「仲良し」 馬場ちゃんはそのマーガリンをどうする気か。
 「調理器具」 業務用スーパーは河童橋にあるのかなあ。というか『しょっぴんブギ』って舞台は東京でしたっけ、関西でしたっけ。『こうかふこうか』は関西ですけど。


『店長の憂鬱』 碓井尻尾
 「いいんだか悪いんだか」 妹さんは店舗検査も公認のボランティア。
 「その必死さ」 1コマ目、働くボランティア。サヨリさん、花粉を飛ばすのはオスですから。


『ふたごもんじゃ』 矢直ちなみ
 香乃の意外な一面。沖島君が好きなんだ。年上好き。


『野村24時』 板倉梓
 借金取り、やっぱりいい人。
 「月は高校1年生」 ということはバイト1年未満で、そこまでの権限が!! どこまで有能なんだこの娘。


『ゆにいる』 渡邉
 Ipod、Ipone、Ipad。野性の仲居はアップル派。


『ご契約ください!』 東屋めめ
 最終回。幸せそうな吉田さん。
 ラスト、まだ結婚前なんですね。


けんもほろろ』 ハトポポコ
 女子高生とイタズラ。
 「危機一髪」 なんと色気のない女子高生のパンモロ。ブラウスの裾がリアル。


『12月生まれの少年』 施川ユウキ
 「救急箱」 今(2011年3月)が、まさにものすごい非常時。救える命があるのなら、ノコギリの出番です。


『ういういdays』 犬上すくね
 小学生もういうい。


『遠野モノがたり』 小坂俊史
 次回最終回。
 「あたたかい罠」 あたたかいと言っても、0度ちょっと上。雪解け水は冷たそうです。
 「春が来てきみは」 きれいになった。4コマ目、地面に咲く花がいとおしい。
 「10年目の選択」 出ていくのは惜しむけど、「帰ってくる」のは難しい。他の地方でも、同じ悩みはあるのでしょう。
 「ここで生きる」 次回は就職ということになるのでしょうか。がんばれ。
 「嵐のように去る」 雪国の雨。一篇の散文詩のような作品。
 「のぼりの立ってるスキー場」 スキー場に、軽トラで来る人、週一でラーメンを食べに来る人。なんともフレンドリー。
 「できちまった」 死ぬ→死ぬでハッピー。
 「ありがとう」 遠野を去るなのか。2コマ目の2人の表情(描かれてませんが)が効いています。2人の間に流れるもの。寂寞感と信頼感と。