先月のまんがライフMOMO

 まんがライフMOMO2010年4月号の感想


『ポヨポヨ観察日誌』 樹るう
 ミケコちゃんがポヨの妹で、ポヨは丸子猫の伯父さん、ということでいいのかな。


『奥様はアイドル』 師走冬子
 まゆりの知り合いには、まゆりがアイドルであることはオープン、結婚していることは秘密。博嗣の知り合いには、まゆりがアイドルであることも秘密、結婚していることも秘密。なかなか複雑です。


『うちの姉様』 野広実由
 ネットで調べてみたら、フランスあげパンは見つからなかったけれど、フレンチ揚げパンの店ならば、福岡にあるようです。
 長さも太さも従来の1.5倍だと、体積は約3.4倍にもなります。


『ちとせげっちゅ!!』 真島悦也
 「あの頃のように」 3コマ目は、あきらかにミスリードを誘っていますね。


『ひなちゃんが王子』 山口舞子
 最終回。みんなかわいいなあ。


『青春甘辛煮』 碓井尻尾
 見開きの前のページで、新撰組大全を読んでいる向かいが、新撰組女子大集合のタイトルバックになっています。楽しい。


『わびれもの』 小坂俊史
 最終回。シーズンオフにさびれた観光地に行くか、さびれた観光地でないところに行くか、というこの連載。取材に行ったものの、使い物にならなかった場合も、多かったことでしょう。しばらくは充電期間に入るのはやむなしでしょうか。
 交通費を渡さないでも、ガンガン取材する小坂先生のおかげで、ずいぶんと日本全国、バラエティに富んだラインナップになりました。単行本は5月27日に発売予定です。
 最終回は終着駅コレクション。群馬、高知、神奈川、三重。鉄道マニアの作者が贈る最終回としては、相応しいです。しかし、終着駅は、始発駅でもあります。終わりの風景は、始まりの風景と重なるものです。次回作を楽しみにしています。
 しかし、最終ページ、きれいに締めようとするスズキ編集長と、それにはテレがある小坂先生とのかけあいが絶妙ですね。スズキ編集長のツッコミが見られなくなるのは残念です。