まんがタイムオリジナル2016年12月号

まんがタイムオリジナル2016年12月号の感想
http://www.manga-time.com/link/data/magazine_09.html

らいか・デイズ』 むんこ

 アイドルの代名詞が、齊藤京子でないのはともかく、深田恭子長谷川京子ですらなく、小泉今日子というのは、作者の世代なのか、編集者の世代なのか、読者の想定世代なのか。

『ぎんぶら』 安堂友子

 「宇宙人感覚「せっま!」」 六畳が狭いということは、若竹たちの宇宙船は、かなり広い居住スペースがあるでしょうか。
 六畳で暮らすことに不便を感じたことはありませんが、不思議なのは、『神田川』に歌われる時代。三畳一間で同棲が可能というのが、想像できない。家電が無ければ、できるのかな?

『おかん』 小坂俊史

 次回最終回。もちろん単行本化は諦めない方向で。
 「すみませんでした」 ここの4コマ目は、今回の締めでの最終コマと同じポーズ。
 「母スタイル」 「かーちゃんじゃないみたいだ」が「かーちゃんらしいわ」に変化すると、目の輝きも失われる。
 「ふだん使わない言葉」 過労で倒れる寸前には、たぶん「かろう」駄洒落の余裕はない。駄洒落といえば、「かろうじて大丈夫」は「過労死で大往生」に似ている。
 「ひとつひとつ丁寧に」 具体的に納入したスーパーをチェックしたのか、それとも、概念としてのプラスチック容器なのか。
 「結局何もせず」 家に帰るほどでもない時間を、働かないにしても、お金をかけずにつぶすのは、結構な難題ですね。
 「敏腕パートタイマー」 適材適所。
 「のるかそるか」 確率的な事象として、雨乞いを信じぬ雨乞い。
 「破られた聖域」 『まどいのよそじ』アナザーバージョン。
 「意外と子供なのね」 ロアルド・ダール『チョコレート工場は秘密』。

チョコレート工場の秘密 (ロアルド・ダールコレクション 2)

チョコレート工場の秘密 (ロアルド・ダールコレクション 2)

 「書くことなんかないけれど」 1コマ目と3コマ目の構図の対比(左と右、中と外)が印象的。
 「6ケタするんだよ」 「ぼんくらくん」の既視感は、『やまいだれ』のこのキャラか?でも、他にもいた気がする。

『たよスポ!』 王嶋環

 菊矢、たより、松広さんの五輪取材。ラブコメ(未満)の予感しかしない。