今月のまんがライフMOMO

 まんがライフMOMO 2008年3月号の感想


『ポヨポヨ観察日誌』 樹るう
 「だだだ大丈夫」 毛糸のパンツを見たショックで、声が裏返っています。
 いくらポヨでも、ダチョウを食おうとは思わないでしょう。ダチョウの卵は、空豆の味なのか。


『まぐばぐ』 東屋めめ
 隔月連載開始。でも、虫はしゃべらないし、基本的に知性もないようだし、ネタが持つのか不安です。


『お父さんは年下』 北条晶
 「千代子参上」 4コマ目、千代子さんが乗っているのは、ピーナッツ(スヌーピーの漫画)でおなじみの、ザンボーニ(zamboni)ですね。


『野球戦隊セ・リグンジャー』 石田敦子
 野球ネタは、権利関係の制約があるから、大変ですね。今回も、マスコット自体の絵は描けないわけですし。選手の顔やユニフォームも描けないでしょうし。そのぶん、ネームが濃いわけですが。


『ちとせげっちゅ』 真島悦也
 パパっ子、みさきちゃんの暴走と苦悩。


『天使のお仕事』
 いろいろと手順をすっとばして、モモにプロポーズした王子ですが、結局仕切り直しとなったようです。「間違えた」ってひどい。でも、デートには行くようだし、一歩前進かな。 
 緋衣子ちゃん、かわいそう。でも、思っていたよりも、理性的な反応でしたね。クローズラインは、かましましたが。


『おがにくうーちゃん』 胡桃ちの
 何がしたい漫画なのか、未だに分かりません。


『いんどあHappy』 森ゆきなつ
 最終回。人情話としては、とても良くできているけれど、最終回という感じではなかったなあ。この話は、番外編として読みたかったです。
 お母さんも帰ってきたことだし、梨津、奈津の一家の話を、最後も読みたかったなあ。このあたりを、単行本でフォローしてもらえると、うれしいです。
 森先生おつかれさまでした。またいつか、MOMOにも帰ってきてくださいね。


『キャラ道』 カラスヤサトシ
 作者急病につき、迷走中。ビッグネームとの対談も良いですが、ストーリー漫画と4コマ漫画では、ノウハウも違うと思うけどなあ。
 イカスミスパゲティとかは、むしろ漫画に描きにくい食べ物だと思います。黒いと、ベタとか網掛けとか、面倒くさいですよね。


『はにーすぃーとティータイム 珈流編』 山野りんりん
 最終回。なんとなく不完全燃焼感の残る終わり方。番外編という設定上、やむを得ないのかもしれませんが。


『わびれもの』 小坂俊史
 徳島県に、1日だけのお遍路へ。一番札所から七番札所まで。
 行き届いたガイドっぷりに、時間が出来たら、私も歩いてみたくなりました。歴史のある遍路道を、てくてく歩くのは楽しいでしょうね。不信心なもので、弘法大師は、まったく信じていませんが。
 いままで遍路に興味がなかったので、遍路の基礎が分かって、面白かったです。「同行二人」という言葉とか、札所に宿坊があることとか。
 宿坊の宿泊客と、いろいろ話せるのも楽しいでしょうね。Aさんに幸あれ。
 どうでもいいことですが、Oさんとそのご友人の髪の一部に、ベタの塗り忘れがあります。
 四国のわびれ無人駅巡りが、大幅カットになったのは、残念でした。


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