今月のまんがライフMOMO

まんがライフMOMO 2008年9月号の感想。


 先月の色紙プレゼントは外れました。小坂俊史先生のわびれ色紙の当選者は、妄文社さんだったようです。妄文社さんが相手ならば、負けて悔い無しです。


せんせいのお時間』 ももせたまみ
 ニューヨーク編。やっぱり取材したのかなあ。
 「NYまで13時間」 私も、長期フライトのときに、この際だからと、小栗虫太郎の『黒死館殺人事件』を読んだことがあります。でも、8割がた読んだところで到着。やたらとややこしい話なので、そこで中断したままで、今に至っています。
 「シンボル」 そりゃびっくりしますわなー。
 「I am my」 sunshine.
 「酒池肉林」 「酒池肉林」にウッホホーイなイメージがついたのは、史記の「酒を以て池と為し、肉を懸けて林と為し、男女をして裸にして其の間に相逐わしめ、長夜の飲を為す。」からの連想でしょうね。


『ポヨポヨ観察日記』 樹るう
 鈴木! その画像は撮影するな! 写メールするな!
 2秒間に30種の使い道。想像したくないです。


『晴れのちシンデレラ』 宮成楽
 驚異的な身体能力を持つ獅子舞。ドラえもんオシシ仮面を思い出します。まあ、オシシ仮面は身体能力を発揮する前に「グエーッ」でしたが。
 相変わらず良い話です。


『家政婦のエツ子さん』 こいずみまり
 水道水で滝を作ったら、小規模な浄水場並みの水を使います。やめましょう。


『天使のお仕事』 佐藤両々
 「スタイ」 スタイは、「乳幼児用のよだれかけのことを指す和製英語」だそうです。
 「育児した事ないくせに〜」 竹屋先生って。お姑さんみたいって。王子…
 「孤独な育児」 黒い。さすがは、「平穏の日常」の作者。


『ちとせげっちゅ』 真島悦也
 麻子先生は、普通にしてればモテるのに。シャイだから。
 「甘い言葉…とか?」 「うなじ…とか?」 萌えます。


『いんどあHappy』 森ゆきなつ
 泳ぐ座敷童。斬新です。


『お父さんは年下』 北条晶
 ちょっとわかりにくい人間関係。BL風味?
 「Black & White」 ナオさん。「自分でやれ」はひどいです。もっとやって下さい。


みずたま注意報』 山東ユカ
 ドラマティックな展開に。
 京都の交通機関って分かりにくいですよね。行き方を調べるのが面倒になって、根性で歩いたりしました。歩くぶんには分かりやすい町です。


『あぼばクリニック』 藤島じゅん
 いきなりシリアスな展開に。最終回フラグでしょうか。
 先生のブログ1先生のブログ2の読みきりって、どこに描くのかなあ。担当は桐くんだけど、MOMOじゃなさそうだし。


『キミとボクの∞』 小野寺浩二
 「海やプールで眼鏡をかけてると こいつ「女体をガッツリ見ようとしてるぞ」と思われてしまうのだ!!」
 わかります。温泉なんかに行った時も、眼鏡をかけるか外すか悩みますよね。たまたま眼鏡を外して入った温泉が、混浴だったことがあって(予備知識無し)、なんとなく残念だったような、眼鏡をかけていなくて、ホッとしたような、複雑な気分になりました。


『地獄のバニーちゃん』 猫田リコ
 バニーちゃん、バカすぎ。かわいいけど。


『わびれもの』 小坂俊史
 今は無き中野丸井の、屋上遊具の面影を求めて、小坂先生とスズキ編集長が行く、都内各所のデパート屋上巡りの旅。
 池袋、新宿、日本橋。そして、当初の予定では、銀座へと行く予定だったのですが、オトナ度が高そうということで、目的地を変更して浅草へ。


 さて、小坂先生たちが、銀座から浅草に目的地を変更してしまったので、代わりに私がお伝えすることにいたします。銀座のデパート、屋上めぐりツアー。


やってまいりました。銀座の中心。和光の時計台は補修中。





 まずは、銀座松坂屋の屋上。
 なんと言うか、銀座の中では、松坂屋自体のポジションが、ある意味わびれスポットかも、と思える落ち着きっぷり。クラシックなデパートです。現在、改装の準備中。
 屋上には、開いたばかりの無人のビアガーデンと…




 おっと、ありました。ちびっこ向けの遊具類。
 銀座にも残っていました。小規模ながら、子供向けの遊戯施設が。改装後も残っているかは微妙ですが。
 遊んでいる子供は2〜3人。休んでいる大人も2〜3人でした。いい感じで、わびれています。






 そして、ほこらは迮護稲荷大明神





 続いては、銀座三越の屋上。屋上は、ペット用の施設があるほかは、閑散としていました。





 そのかわりに、ほこらは充実していました。出世地蔵尊と三囲神社。お地蔵さんは、デカかったです。







 最後は、銀座松屋の屋上。屋上には、観賞魚屋と



 ゴルフ練習場。



 そして、なぜか菜園が。




 プチトマト。



 ピーマン。



 ナス。



 スイカとカボチャ。




 観賞魚屋では、金魚も売ってました。さすがは銀座。1匹31,500円也。




 ほこらは、龍光不動尊。こちらも充実していて、手水鉢までありました。






 銀座松屋8Fでは、高橋留美子展が。
 ついでなので観てきました。原画いっぱい。すごい人出。ミュージアムショップ大賑わい。世界のOTAKUが大集合。ここは本当に銀座か? 明らかに、本来の銀座松屋の客層とは異なる人たちであふれています(自分含め)。
 メジャーな漫画は、一大産業だなあと感じました。「うる星やつら」や「めぞん一刻」の最終回の原画もあって、感慨深かったです。
 他の漫画家さん数十人が描いたラムちゃんの絵が貴重でした。諸星大二郎先生のラムちゃんとか、あずまきよひこ先生のラムちゃんよつばとか。いろんな漫画家さんの原画が見られました。ただ、最近は、コンピュータのデータを打ち出したものが原画という場合もあるので、そういうものは、手描きの原画と比べると、少し味気ないような気もしました。8/11まで。



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