今月のまんがライフMOMO

まんがライフMOMO 2010年3月号の感想


『うちの姉様』 野広実由
 1月19日発売の『まんがくらぶオリジナル』はバレンタインネタだったのに、1月28日発売の『まんがライフMOMO』では節分ネタ。ここでも時空の逆転が。
 ビキニはいいとして、なぜに網タイツ? 似合ってますけど。


『マンドラゴるァ』 石田敦子
 登場人物の名前、UMAにちなんだものだったのですね。名字の末角は「みかく」で、未確認の「みかく」。ユキオは、ユキオトコ。セルマは、そのままUMAの名前。犬のヒバゴンも、日本のUMAの名前ですね。


『イヴ愛してる』 伊藤黒介
 一切エロくないエロ漫画(ほめてます)。


『青春甘辛煮』 碓井尻尾
 新見副主将の呪いに興味なしの芹沢主将よりも、助けてもらったのに、さらに興味がなさそうな小梅ちゃんのほうが、マグナムドライだと思います。


『わびれもの』 小坂俊史
 山形県の飛島へ。飛島のwikipedia記事はこちら。  観光案内は、例えばこちら。
 同行のHさんは、旧正月の韓国へ一緒に行った方でしょうか。マイナー観光地に、シーズンオフに行く。そもそも『わびれもの』に描く前提じゃなくて行ったようですから、かなりの勇者です。
 フェリーは1日1往復、時刻表を見ると、滞在可能時間は2時間半くらいです。ずいぶん密度の高い取材だったようですね。
 島の西側に行って、次第に黙り込む二人の様子がリアルです。
 発電所があるのか。電気や水道を島の中で自給しなくてはいけないから、なかなか苦労は多そうですね。
 テキ穴では、昭和39年に合計22体の平安時代の人骨や須恵器が地元の中学生によって発見されたそうです。意外と発見が新しいですね。それまで、だれも調べようとしなかったのでしょうか。
 介護の記事が出ていますが、島はかなり高齢化が進んでいるようです。離島の高齢化は、なかなか深刻な問題ですね。
 本間食堂の飛っ子ラーメン。飛島だから飛っ子というだけでなく、トビウオの干物から出汁をとっているそうです。地元テレビにも取り上げられる有名店。トビウオの加工品は、飛島の特産のようですね。
 一度行ってみたいけど、山形まで行くだけでも遠いからなあ。


『お父さんは年下』 北条晶
 漫画で化粧を表現することの難しさよ。


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