今月のまんがライフオリジナル


まんがライフオリジナル2008年5月号の感想


おうちがいちばん』 秋月りす
 タカヒコさんのご両親が遊びに、でもケンカ中。ケンカの原因が、便座の上げ下ろしでは、平和なものです。


『動物のおしゃべり』 神仙寺瑛
 仲良し兄妹で、ほほえましいです。
 「瞬殺!!」 超小型ラジコンヘリは、猫の狩猟本能にピンポイントではまりますね。


『シズの魔法使い』 真田ぽーりん
 3号連続ゲスト。観客が2人以上いるとあがってしまうマジシャンは厳しいですね。その辺りを克服していくストーリーになるのでしょうか。少人数の前でやるクロースアップマジックもありますが、観客が1人というのは、プロとしては難しいです。


『合金さんちの日常』 松田円
 連休に社員旅行。偶然ですが、まんがくらぶオリジナル6月号の『がんばれ!メメ子ちゃん』とネタがかぶっています。最近では、社員旅行を行う会社も減ってきているようですが、4コマ漫画では重要イベントです。


『ばつ×いち』 おーはしるい
 若手アイドルの髪型、確かに「寝グセ直せ」みたいなのが多いです。


『奥様うでまくりっ!』 野中のばら
 久々の2色カラー。でも、作者名まで2色カラーにする必要はなかったのでは?
 一般家庭にジンギスカン鍋があるところが、北海道の漫画家らしいです。
 「夫の日記より」 「さあ殺せ」の咲さんに萌えました。


『よにんぐらし』 宇仁田ゆみ
 最終回。最後まで暖かい漫画でした。ライオリから、宇仁田先生が抜けるのは痛いなあ。『うさぎドロップ』の執筆や、子育てで、お忙しいと思いますが、是非ともまた戻ってきてほしいです。


『ファイト息切れOL』 吉田美紀子
 まんがくらぶオリジナル6月号に、ライバル登場。橘紫夕先生の『ひよわーるど』。体力が無いOLと高校生、勝つのはどっちだ。
 健康診断ネタが、貴美TALLESTと、シンクロしています。
 「壊れた」が面白かった。


エデンの東北』 深谷かほる
 微笑ましい話。「君のことは待たしときゃいいと思いました」同感です。


『中央モノローグ線』 小坂俊史
 4ページしかない。もっと読みたいです。題名のつけ方が、地名+動詞に変わりました。割としっくりきます。
 「中野ではたらく」 「こんな若い子達が祖国離れて深夜に牛丼盛ってんだよ これしきで淋しいなんて言ってられますか」 私も頑張ろうと言う気持ちになりました。
 「高円寺でおびきよせる」 高円寺の商店街は、こんなに多いんですか。
 「中野で穴があく」 中野の丸井は、取り壊されたんですか。
 「武蔵境でうつぶせる」 ICU高の正式名称は、国際基督教大学高等学校です。
 「高円寺で輪になる」 誰かの実話じゃないかと思うほど、リアリティがあります。
 「吉祥寺でキュンとくる」 路上パフォーマーの皆さんには、ちょっと失礼な内容ですが、3コマ目を見る限りでは、趣味が悪いと判断されても仕方がありません。


『おバカさん』 平岡奈津子
 「むずかしい年頃?」 口うるさい姪という構図は、長谷川町子のエッセイ漫画の1エピソードを思わせます。
 「せいいっぱいの」 これは怖い。


『ぼくと姉とオバケたち』 押切蓮助
 調味霊、くだらねー。ほのぼの妖怪漫画になってきました。


『東京眼鏡』 あらい・まりこ
 新キャラクター登場、強子さん。単調になりやすい漫画なので、キャラクターが増えるのは歓迎できます。


『おいしい日曜日』 小笠原朋子
 告白失敗。でも、ここからが物語の始まりのような気がします。


『トモエの風景』 伊藤黒介
 リアルな絵と、デフォルメされた絵のバランスがいいです。絵に味があるのも良いですね。


『しょっぴんブギ』 佐藤両々
 ひさびさの登場、馬場麗。同人誌版も持ってますが、このまま連載になって、単行本が出ると嬉しいなあ。