先月のまんがタイムオリジナル

『あねぐるみ』 森繁拓真
 ナスのゆるキャラは、多分ふなっしー系だなっすー。


『おかん』 小坂俊史
 引っ越し願望の話。タイトルバックが、ふる、ためる、落とすの4コマ漫画の基本を表現しています。
 「障害」 ひどいタイトル。ジュンくんは、楽しい人生を送れそうな純朴な少年ですね。そして珍しく展開が起承転結。
 「岡田さんすみません」 駄々っ子二人に保護者一名。ご苦労様です。引っ越しテーマのオチに、引っ越しを重ねてくる高等テクニック。
 「気象協会にも謝れ」 考えてみれば、ファミレスのウェートレスというのも、潰しがきく職業。外食産業と求人があれば、日本全国どこでも生きていけます。
 「お母さん飼っていい?」 「お母さんを説得するよ」がダブルミーニング。親友の飼育欲をくすぐる優等生。『らいか・デイズ』の竹田のような。
 「操縦」 もしかしたら、今、小坂先生が高円寺に住んでいるのも、道東と波照間島と遠野のバランスによるものなのかも。
 「形勢逆転」 この地図だと、小学校に近くなると駅にも近くなるから、家賃は上がるかもしれません。
 「なんて不毛な」 ヒポポタマスの引っ越し便。パワーがありそう。そして、4コマ目で制服の裾をまくって手伝っている真面目なサツキちゃん。
 「不動産ツアー」 3コマで見せる物件のバリエーションが、熟達のテクニック。
 「ダメ人間の発想だー」 ギャンブルと公団住宅。高波家の香りがする。
 「100倍くらいのを」 電話で話しているだけの4コマながら、3コマ目と4コマ目の落差がきちんと大きい。
 「憧れの地」 うん。住んじゃえば交通費は半分で済むし。積立金が無くてもなんとか…。


小森さんは断れない!』 クール教信者
 小森さんは断れないので、黄色いカーネーションをちゃんと買いました。


『電車のお姫様』 永吉たける
 基本的にストーリー漫画。


『ちまりエンプティ』 佐藤両々
 新連載。バスガイド4コマ。
 ケーキバイキングでの水戸千鞠は、多分最初から最後までイーブンペースで、ずーっと食べ続けるタイプなのでしょう。
 東京駅→皇居→靖国→浅草。行ったり来たりの印象。
 「もう一人の新人さん」 定吉の「吉」って小僧名だったのか。勉強になります。
 「レアですよ」 「仲見世通りを通って雷門」ということは、出発が浅草寺? 逆参拝コース。


『オモテもウラも才俄センセイ!』 かやっぺ
 なぜか8ページ。微妙にバットの芯を外し続ける感じがクセになる。


『ぎんぶら』 安東友子
 ローズのプロポーションとか露出度とかは、草食系と捕食される系しかいない男子クルーの中では無駄なスペックだなあ。
 「かんがえる犬」 王子のくせにクソダメ若竹の下にいるコギ太郎。


『脳内フェスタ』 松永みやこ
 「クリエイティブ」 残念。豊臣秀吉は将軍じゃない。