今月のまんがくらぶ
まんがくらぶ2013年5月号の感想
『父とヒゲゴリラと私』 小池定路
パトリオットミサイル。
『うちは寿』 小池恵子
「美鶴(17歳)と斉藤くん」 斉藤くん7歳、初恋の瞬間。
『ラーメン屋のヨメ』 神奈川のりこ
中本の味噌タンメンの辛さは、★★が正かな。
『佐々木くんの夜カフェ』 天乃タカ
花屋さんて午前4時前に仕入れが終わるものなのか。
『せんせいになれません』 小坂俊史
「言わせねえよ」 顔が面白いレアキャラ安藤剛先生。台詞があるのも珍しい。
「対角線の向こうに」 「河田死す」のミスディレクション。3コマ目の柱は十字架のイメージか。でも、4コマ目だと背景がカーテンになっているのは秘密だ。米良しわす久々の登場。教室の隅にひっそりと。
「ふたりいればOK」 放課後ひまつぶし部を発足させれば、結構部員が集まるかも。
「俺たちの3秒ルール」 西部劇の決闘のようなアクション漫画。
「本気出しちゃった」 和泉と沢口の「やるよー」は怖い。
「避けられぬ運命」 2コマ目で中学生というワードを出しているのが伏線。「巢」という漢字は知りませんでした。
「すてきな人生だね」 病的なポジティブさは、やはり病的。
「咲かせるぞ!! 桃山」 いしいひさいち先生の漫画にも、髪の毛から花を生やしたホームレスの話がありました。
「勝者の憂鬱」 完成度の高い1本。喫茶さわぐちはインスタントなのに、レギュラーコーヒーを淹れることもあるんだなあ。富の8割は2割の人に集中するとか。
『2コマ堂』
優秀賞をいただきました。ありがとうございます。
投稿したもう1本も紹介。
① おーい 食いもんは大丈夫か ② ああ準備する ③ 塩漬けにして食べよう
『数学女子』 安田まさえ
今田君の不器用な告白。3年半も一緒にいて、こいつらコミュニケーション能力低すぎ。まあ、そのあたりが愛しいわけですが。
リアルタイムで時間が進んでいれば、描かれなかったかもしれない恋愛編。作者の出産(おめでとうございます)で、作品の完結までに思わぬ時間が与えられた格好。愛に時間を。
『100万ボルトの彼女』 楯山ヒロコ
放電中学生から放電高校生へ。「ぴかぴかぴかりん」から「だっちゃ」の世界へ。
新入生のコミュニケーションは誰しも不慣れなもの。友達が増えるといいですね。
『黒猫の駅長さん』 山口悠
無人駅漫画に本当に人を登場させないとは。
『ゆるめいつ』 saxyun
アドリブ芝居。もともとアドリブ性の強い漫画ですが、お芝居ネタでシュールさが加速した感じ。サイコホラー。
『社内恋愛未満』 すもり
新人らしからぬ安定感。抑制のつけかたとか、オチのバリエーションとか、手慣れた感じがします。即戦力な感じ。