まんがくらぶ2014年11月号

まんがくらぶ2014年11月号の感想
http://4koma.takeshobo.co.jp/cat01/6219/

『迷走乙女日記』 小池恵子

 購買のおじちゃんも、買いに来る生徒全員の名前を覚えているわけではないでしょうが、伊藤芽衣ちゃんは名前を覚えられた模様。真っ先に大量買いする間颯ちゃんは、真っ先に覚えられたのでしょうが、最後まで迷っている娘も、それはそれで印象に残るようです。

『父とヒゲゴリラと私』 小池定路

 愛の物語が動き出す(直球)。

『トラロッコ』 えのきづ

 愛の物語が動き出す(変化球)。

『せんせいになれません』 小坂俊史

 「午前10時の惨劇」 ラッパ飲みでビールを飲ませたのだろうか。松坂牛のように。
 「大忙しの火曜日」 クラス全員で仕込む時間誤認トリック。泡坂妻夫や、綾辻行人のようです。ラクをするためについたウソは、どんなに苦労してもつき通すという、気骨のある生徒たち。河田1人のぶんだけ作るのではなく、クラス全員の給食を自作して偽装する本格派。
 「VS小学生」 アップル関係では、新しいハードの初期不良には縁が無くとも、新しいOSの初期不良には巻き込まれたという人が多そう。
 「このまま室内競技に」 巨大すぎる玉転がしは、いしいひさいちののちゃん』のタブチ先生の得意技。ただし、タブチ先生は、体育倉庫で大玉を作っていましたが、この学校の6年生は、体育館で大玉を作るというスケールの大きさ。何とも言えない「取り返しのつかなさ」感があります。なんというか、教育にはなったように思います。「過ぎたるは猶及ばざるが如し」
 「なぜに目の前に」 ぬるいコーヒーというのも、保持時間が短そうです。冷たくなる前のタイミングを掴むのは、結構難易度が高そう。むしろ、ホットとアイスを混ぜたほうが、手っ取り早いかも。ぬるいコーヒーと言えば、本格的なカプチーノって、60℃くらいが適温らしいです。この間初めて飲んだのですが、確かにミルクの味が違いました。
 「予算の使いどころ」 こども文学全集の収録作品が気になる。3コマ目がダブルミーニングに。戸田くんたちは、モンスターボックス全盛期を知らない世代だろうに。
 「許しがたいボディ」 衝撃の1コマ目。『ちいちゃんのおしながき』との親和性。
 「衣替えだ!! 桃山」 衣替えはしないのに、換毛期はある少年。
 「そして朝まで」 冬になると火が短くなる理屈は分かるのですが、日の出と日の入りの時刻が複雑に変化する理屈がよく分かりません。こちらに解説記事がありますが、なぜ南中時間が変わるのか理解できませんでした。

『4コマ堂』

 1:しまった! 2:チャンスだ! 3:いつもオレをすりぬけていく
 1:しまった! 2:きた!いくぞ! 3:青函トンネル
 という作品を送って落選。
 2本目、北へ行くから青函トンネルというダジャレなのですが、微妙にいしいひさいち先生のパクリっぽくてすみません(いしいひさいち先生の野球漫画に、ノックのシーンでトンネルの名前を言いながらトンネルする作品があったと記憶しています)。

ゆるめいつsaxyun

 横になるのにもエネルギーがいる時ってあるよねえ(ダメ人間の感想)。

ひよわーるど』 橘紫夕

 カニ語をしゃべるもーり。いや、カニ捕食者語か。

『おじいぽんとわたし』 橘りた

 すいぶんとレトロなカメラだなあ。