今月のまんがくらぶオリジナル

まんがくらぶオリジナル2010年11月号の感想


『うちの姉様』 野広実由
 「黒と白」 跳水ですね。射流から常流への遷移現象。


『ハロウィン魔女バトル』 野広実由
 猫の倫とるるがかわいい。


リコーダーとランドセル』 東屋めめ
 あつしのシャツの柄を見て、「なりたい職業AV男優」を思い出しました。忍び寄るAV業界。


『こうかふこうか』 佐藤両々
 富山君が超人ぶりを発揮。ゲージも吹っ飛ぶ無神経さ。でも、だから言えること、でなければ言えないことも、あるようですが。


シュレディンガーの妻は元気か』 中島沙帆子
 「いきなり」 妊婦の体調管理は、お産の軽さや新生児の健康状態などで数値化できるから、科学的ですが、胎教は、究極的には「子供が良い人生を歩むこと」が目的ですから、効果を可視化することが困難で、科学と言うよりは、宗教に近い気がします。「クラシックを聴くこと」の効果の有意性なんて、判定不能だと思うのですが。


『Good Morning ティーチャー』 重野なおき
 「おがみたい」 上原がこういうことで取りみだすとは、実に意外。


『オフィスのざしきわらし』 小坂俊史
 タイトルバック:お面は、ぷにぷに☆ミステリアスでしょうか。
 「つい熱くなって」 1時を過ぎて、これから食べる強心臓。わたがしが、『幼稚の園』のルルちゃんだ。出版社をまたいだお遊びは珍しいかも。
 「重要データ」 住所の号郷7-1-88は、バンド「GO!GO!7188」からですね。
 「3時間かけやがった」 どんな計算式を使って、計算をしたんだろう。
 「数の力」 広告プロジェクトは数百社、不売運動は数千社。ダメOLたちの結束力。
 「いつまでもこのままで」 南さんを応援している間も、仕事はしてないわけですから、相当なものです。
 「炎の中途採用」 葛西くんは火災くん。ネクタイの柄も不吉です。このシリーズは、ある意味で、いしいひさいち先生の『B型平次捕物帖』や、森井ケンシロウ先生の『さかな&ねこ』に近いのかもしれませんね。導入部とオチが単一に固定されていて、そのなかのバリエーションで勝負するという特殊なジャンルの4コマ。



B型平次捕物控

B型平次捕物控


 「ハイリスクノーリターン」 このところ、最初の1本と最後の1本に、つながりをつけるかたちをとっているようです。射的の銃をつきつけられて、商品を奪われる倉庫担当も、かなりの無能と見ました。


『げぇ〜むプレイ日記』 田宮まちこ
 ゴーストトリック。ミサイルはかわいいですが、ただかわいいだけではないです。イサマシキ小動物ですから。次回もカプコン


『病んカノ』 唐草ミチル
 「不器用すぎて」 リンゴのむき方が変。指を切るのもむべなるかな。