今月のまんがライフオリジナル
まんがライフオリジナル2009年5月号の感想。
『おうちがいちばん』 秋月りす
近場で過ごすゴールデンウィーク。
「娘が心配で」 娘が気になって、父親が口出すパターン×2。
「ひとめで」 画像には画像で。明暗くっきり。
「することなくて」 写真に撮っている姑さんを思うと、夫婦愛を感じます。
『動物のおしゃべり』 神仙寺瑛
「え゛―!? 」 ちょっと実話っぽいです。白い犬なら顔認識するのかな。
『クロジとマーブル』 富永ゆかり
マーブルの食欲表現が面白いです。食欲魔猫。
「春雨じゃ濡れていこう」と言ったのは、新国劇の月形半平太ですね。16回も映画化されているそうです。
『ご契約ください!』 東屋めめ
吉田vs黒木のバトル勃発。吉田相手に一歩も引かない黒木さんが、すごいです。でも、こんな展開になってしまって、次回からどうなるんだろう?
『晴れのちシンデレラ』 宮成楽
もやし栽培。みどりのゆびと聞いて思い出すのは↓。児童文学の名作です。
- 作者: モーリスドリュオン,ジャクリーヌ・デュエーム,Maurice Druon,安東次男
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2002/10/18
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 37回
- この商品を含むブログ (47件) を見る
『ふたごもんじゃ』 矢直ちなみ
3ヵ月連続ゲスト最終回。
「ポジ・ネガ?」 考えすぎて香乃ちゃんが泣いてしまった時に、笑いとばしてくれるクニちゃんは、ありがたい存在ですね。
『店長の憂鬱』 碓井尻尾
タイトルバック:どうしても目が一点にいってしまいます。
『奥様うでまくりっ』 野中のばら
「ダンナの若いころ」 あのダンナに、こんな過去が! 意外です。
「不意打ち」 ボンボンカレーのポーク君とビーフ君か。ネーミングセンスはそこそこです。大塚食品からクレームが来そうですが。
「再会のヨロコビ?」 街中で、ポーク!ビーフ!と呼び合うのは恥ずかしいです。周りの人は、どう思ったんでしょうか。
『しょっぴんブギ』 佐藤両々
仲良くケンカする馬場さんと定もっちゃん。見守る栗栖さん。いい構図です。
「金太郎飴」 長い金太郎飴をポキリと折るところは、つげ義春先生の『ねじ式』を思い出します。達者でなあ。
『ういういdays』 犬上すくね
竹田母「いやらしい子だね。」
『がんばる父さん』 田中しょう
ハナクソ、ウンコ、セクハラ、ゴキブリ、もう少し不快でないネタを使ってほしいです。
『中央モノローグ線』 小坂俊史
今回のタイトルは、語尾が「さ」で統一されています。
「中野の人恋しさ」 修羅場のなのかさん。会話分を摂って、カロリーを摂らずですか。達人の域ですね。
「高円寺の人恋しさ」 19時上がりで飲みに行って、いつでも一緒に騒げる相手がいるというのも、高円寺らしいですね。バイトに支払うはずだった出費を使って、早く閉めて飲みに行っているわけですか。1コマ目と3コマ目、3コマ目と4コマ目が、それぞれシンクロして美しいです。
「荻窪のいさぎよさ」 荻窪は、古くからのラーメン店が多くて、おおざっぱに「荻窪ラーメン」と括られてしまうから、新規のラーメン店が目立ちにくいですからね。荻窪で、あえて「荻窪ラーメン」以外で勝負するというのも、なかなか難しいでしょうし。
「武蔵境のわからなさ」 キョウコちゃん高校生編スタート。がんばって。
「三鷹のうしろめたさ」 現役大学生がリアルタイムで見たジブリ作品というと、やっぱり『もののけ姫』以後になるのかな。トトロ放映のころに生まれてますもんね。
「中野のそっけなさ」 1本目の状態から、仕事に一段落ついたんでしょうか。気持ちはよく分かります。
「高円寺のうらやましさ」 小売店主のライブ感も、なかなかなものだと思いますが。
「阿佐ヶ谷の懐の深さ」 OLの制服で金魚釣り。なんだかシュール。阿佐ヶ谷の釣り堀は、寿々木園ですね。
「西荻窪の古めかしさ」 3コマ目、4コマ目、懐かしく心休まる風景。
「吉祥寺のゆずれなさ」 彼氏との別離後、全力で縄張りの保全をする祥子さん。今後、彼氏は、吉祥寺に近寄れないですね。
「中央線のもどかしさ」 電車内での電子メールの量とスピードは、電車自体のそれを軽く凌駕する。なるほど。
『野性のじかん』 カラスヤサトシ
いつもながら、4色カラーは必要ないなと思います。ずっと青い服を着ているのも、どうなんだろう。