今月のまんがくらぶ
まんがくらぶ2009年4月号の感想
『天使の事情』 神仙寺瑛
卒業シーズン。
「まだまだ現役やで」 ベータのビデオデッキって、買ったのは多分、有馬くんの両親が生まれる前ですよ。
「4月が楽しみや」 4月になっても、永遠の11ヵ月児のところには、新入生は来ないような気がします。
『あかいレンガちゃん』 前田舞☆
次号より連載開始。正直言って、現状では、箸休めにはなっても、戦力になるレベルには達していません。精進を期待します。
小学生なのに、幼児のような服を着ているのも、どうかと思います。
『森田さんは無口』 佐野妙
タイトルバック、ユキジは現れなかったようです。
『ひよわーるど』 橘紫夕
タイトルバックは岩手県。
ハイスペックなのかロースペックなのか分からない守屋さん、優秀なじゃっくセンサーを活用して、今日も他力本願で生きていきます。
私も小学生のころは、おなかがすいたという感覚が良く分かりませんでした。漫画『あたしんち』にも、ユズヒコにおなかがすいた実感がないというエピソードがありましたね。ウォーター!!
連続性の強い4コマが2つずつ並んでいるので、4コマ漫画にも8コマ漫画にも読めます。
『店長の憂鬱』 碓井尻尾
3ヵ月連続ゲストの第1回。新キャラ、研修生のアオヤギくんが登場。
「何しに来たのか」と「質問」が面白かったです。
「五十歩百歩」 ドラえもんの「ぼくよりダメなやつがきた」を思い出しました。
『せんせいになれません』 小坂俊史
「運休決定」 遅延→脱線→運休。いしいひさいち先生の漫画で、脱線好きの先生が脱線事故に巻き込まれるやつを思い出しました。あと、阪神打線大爆発が、阪神脱線大爆発になるやつもあったなあ。
「敵は内にあり」 6年1組と6年2組の教室に防犯カメラがついていたら、今回どころじゃない河田と池田の不祥事が、つぎつぎ明らかになると思います。
「そんなに興味ないかなあ」 本職の送別会のカラオケで決まった音楽教師和泉だけに、モチベーションの持ち方も、カラオケレベルです。
「問題の多い喫茶店」 1コマ目の沢口の台詞、一理ありますね。確かに、喫茶店ごっこは、小学生の社会経験としては良さそうです。駄目な大人たちを、反面教師にすることもできますし。
「二次予選のあたりから」 3コマ目の「大暴れを期待するか」が伏線になっています。アンチ巨人の河田と池田ですが、WBCの監督としての原辰徳にはシンパシーを抱いている様子。今回のWBCは、前回優勝の本命といわれたアメリカが、すっかりやる気を失っているので、ちょっと詰らないですね。
「さむけがする」 本来、養護教諭は、投薬はできないそうですが、モグリの和泉には関係なし。今日も超アバウトな処方で、薬をのませます。
「フェンスと青空」 相沢さん本当にナイスアイデアです。4コマ目、珍しく「すまん」と謝る河田。今回は河田が悪いです。いい記念になりそうだったのに。
「いいたいほうだい」 日本語で口汚かったときは、どんな台詞を口にしていたのか、心配です。すごく教育に悪そう。でも、確かに、英語を勉強すると、まずスラングから覚えてしまいますよね。
「さっきは誰もいなかったのに」 丸木さん、宮本さん、村下さん、すっかり喫茶店の常連のようで。4コマ目、ひそひそと何を話しているんだろう。池田の救済策を考えているのかなあ。
「奥が深いぞ!! 桃山」 2コマ目、「作っている」であって、「掘っている」でないところが、表現が正確です。4コマ目は、手前が空気穴、奥が落とし穴ですね。地下帝国には笑いました。ムーバレーのような世界が広がっていたのでしょうか。それとも、もっと凄いものが? 想像すると楽しいです。これは、図画の課題にいいかも。想像画「私の学校の地下帝国」とか。
「ワークシェアリング」 ワークシェアリングをするということは、各自毎日2時間分の給与を、松田くんの父に渡さないといけないわけですが、そういうことは考えてなさそうです。
『桜色デイズ』 高野うい
まだキャラクターが自分の頭の中で定着していないので、髪型が変わっていることに気付きませんでした。
『猫びより!ヒルネちゃん』 智
今回は、物語やキャラクターに動きがあって、面白かったです。
『うたうめ』 安田弘之
「夢と現実」 わんこプッチン64個は、血糖値が上がりすぎて危険です。それ以前に、プッチンプリンは1個110gなので、64個では7 kgにもなりますよ。
『エデンの東北』 深谷かほる
タイトルバックのミルキーチョコは、1976年ごろのデザイン。復刻版が出たことがあったらしいですね。こちら。
『お一人様二つまで』 内田春菊
内田先生、漫画家を廃業して、入院されてはいかがですか。
『父派なわたしじゃいけません?』 渡辺圭祐
ゲスト。父親に対してツンデレな娘。結構新鮮かも。
『ノンストップおヨメ道』 柘植文
コーヒー修行。コーヒーを淹れるお湯は90度か。勉強になりました。
『並盛サラリーマン』 木下晋也
次号より連載。
主人公の鈴木くん、佐藤くん、高橋くんに、まったく個性がないところが、味といえば味なのでしょうが、連載していくうえでは不安要素になると思います。