今月のまんがタイムオリジナル


まんがタイムオリジナル2008年5月号の感想。


ラディカル・ホスピタル』 ひらのあゆ
 夜勤の話。ナースも外科医も、非常に多忙です。特に、手術の機会の多い外科医は、常に体調万全でいないといけないから大変ですね。


『ヤング松島喜久治』 ふじのはるか
 作中の表現を借りれば、「なんかイライラすんだよ」この漫画。


『らいかデイズ』 むんこ
 ここまで全部、作者名がひらがなだ。
 陽子ちゃんの話。陽子ちゃんとお兄ちゃんの魅力が爆発です。


『幼稚の園』 小坂俊史
 昼寝の話。つぶぞろいで面白いです。
 「おためし期間」 最近の深夜アニメに、当たりってあるのでしょうか。
 「しろいきょとう」 白い巨塔を知っている幼稚園児。渋すぎです。オペごっこで、ちゃんと汗をかいているルルちゃんが細かいです。
 「毛布をかけて」 タイトルがダブルミーニングになっていますね。かわいくて面白いです。毛布をかぶっていても、どちらがルルちゃんかは分かります。台詞に漢字が入っているほうがルルちゃん。
 「おひっこしです」 次回最終回なのでしょうか。単行本1冊分の原稿は、たまっているようですが。あまり長期連載向きの題材ではないとは思いますが、正直まだまだ続けて読みたいです。


『タマさん』 森ゆきなつ
 鶏に、豚に、牛まで飼っている生物部、新入部員がいないのは痛いような。でも、磯野時空で解決かな。
 「シンボルでごまかしてみた」 タマさんのシンボルは、タマさんでしたか。


『開運貴婦人マダム・パープル』 安堂友子
 「実録恐怖ビデオ」 現実の悪徳商法に比べたら、霊なんてかわいいものですね。


『スーパーOLバカ女の祭典』 山田まりお
 ラスト?に向けて、人間関係がどんどん動いていて、面白いです。


『ミラクル書店』吉川景都
 74ページ欄外、こういうのも誤植というのでしょうか。


『でかけモン』 カラスヤサトシ
 竹生島は、まんがくらぶの『おのぼり物語』で、家族で旅行に行った島ですね。


『アサヒ! 〜動物園に行こう〜』 吉田仲良
 カバとキリンとライオンとコアラを、一緒に飼っているシュールなところが味なんでしょうね。リアリティよりもネタ重視。


『L16』 東屋めめ
 お食事券って、いくら食べてもタダなのかな。それが回転寿司で使えるのかな。そうだったなら、高いネタを食べまくることになりそうです。


『そこぬけRPG』 佐藤両々
 「R指定」 自主規制部分を埋める勇気がありません。
 「ドリームアイ」「ドリームビジョン」 で、どっちが攻めだ?いやいや。
 「地獄絵図」 文字通りの地獄絵図。嘔吐ネタと言えば佐藤両々先生。本領発揮です。


『本日休診』 桂武英 及川こうじ
 『ラディカル・ホスピタル』と比べるとのんきな話。勤務医と開業医の違いでしょうか。
 無駄な大ゴマを使うから、女の子を絞め殺すのかと思いました。


『にゃミリーワンだほー』 野中のばら
 最終回。室内飼いの猫を題材にして約5年間、よくこれまでネタが持ったなあと思います。小さなエピソードを作品にする才能に長けているのでしょうね。
 お疲れ様でした。野中先生の次回作を楽しみにしております。


『花咲だより』 高原けんじ
 現実世界では、高校を卒業したら、飲酒は当たり前ですけど(ですよね?)、漫画の世界では法律を破るわけにはいきません。未成年は飲酒禁止。
 花さんは21歳、冬木さんは19歳、若いなあ。
 「重箱」 この中身には、いったい何個の卵が使われているのでしょう。数十個?


やくみつるのズバリ一発勝負』 やくみつる
 雑誌発売の1ヶ月も前に目次4コマを描いているんですか。通常の4コマならば、仕事が早いとほめるところですが、やくみつるは時事ネタ漫画家でしょ。締め切りギリギリまでネタ探しをしていないと、漫画が古びてしまいますよ。


まんがタイムオリジナル 2008年 05月号 [雑誌]

まんがタイムオリジナル 2008年 05月号 [雑誌]