今月のまんがくらぶ

まんがくらぶ2月号の感想


『有閑みわさん』 たかの宗美
 個人的に、いまひとつ面白さのツボが分らない漫画です。たかのファンの皆さん、たかの漫画の正しい楽しみかたを、私に教えてください。
 トイレットペーパーのダブルをシングルに巻き直しても、直径は変わらないと思います。新レギュラーの女子高生が、女子高生に見えないのはかわいそう。


マーメイドブルース』 小池田マヤ
 8ページと長いけれど、前半はページ稼ぎに引き伸ばした感じです。デジカメ話のほかに、もう1エピソードくらいあるとよかったと思います。


『うちは寿』 小池恵子
 ドラッグストアーの店員さんに見覚えが…


『天使の事情』 神仙寺瑛
 「ブラックBABY」 それは凹みます。

 
『ノンストップおヨメ道』 柘植文
 フナバさん!1ページめに作品タイトルが抜けています!!
 ショップの店名「Meggendorfer」は、しかけ絵本創始者ローター・メッゲンドルファーに、ちなんでいるようです。4ページに、膨大な情報がコンパクトにまとめられていて、いつもながら感心します。

 
『せんせいになれません』 小坂俊史
 祝2色カラー。池田が眼鏡を外した!
 「誰に似たんだろうな」 組織票を送って、今年の漢字を「萌」にしちゃうのは面白いかも。
 「ムネ肉を使用」 1組の女子は、池田先生にやさしいなあ。少々うらやましい。
 「食なき家」 3人が涙を流すのは珍しい。
 「ああスッキリした」 楽しそうな3コマめ。音楽ネタだと、はしゃぐサイダース。
 「俺が教えてやれること」 3コマめの伏線がよく活きたロジカルな作品。
 「俺のおごりだ」 まんじゅうをほおばる姿がよく似合う千田さん。前にもあったよね。


『きらびヶ丘お嬢団』 秋吉由美子
 3人のお嬢様の区別がつきませんでしたが、今回でリンさんは覚えました。


『新自虐の詩』 業田良家
 面白いけれど、着地点の見えない話。次回以降はどうなるんだろう。

 
『うたうめ』 安田弘之
 やきそばパンとチーカマが食べたくなる漫画。
 「今年も一緒に居たいから」 ウメちゃんひどい。でも、それも友情のかたち。


『きじい君としいさん』 大城さとし
 ネタの傾向としては大橋ツヨシ寄りだけれど、オチのキレが大橋ツヨシほどはない感じ。キャラクターのかわいさだけでは、長期連載はきびしいかもしれません。


けものとチャット』 みずしな孝之
 またもやサイン会開催。みずしな先生は、日本一高い頻度でサイン会をやる漫画家かもしれません。しかし、『うわの空チュートリアル』の単行本に需要はあるのだろうか。
 年齢のせいか、最近、みずしな先生のハイテンションで笑わす系の漫画(オチでキャラが絶叫するやつ)に、ついていけなくなっています。



『晴れのちシンデレラ』 宮成楽
 あいかわらずキュート。まんがくらぶへのゲストという役割を、きちんと果たしています。


『いぬ会社』 そにしけんじ
 この漫画に8ページというのは長すぎると思います。


ゆるめいつ』 saxyun
 浪人生漫画でサザエさん時空という恐ろしい作品。年も明けたというのに、どいつもこいつも、受験をする気配すらみせません。
 「暗号」 書初めが「年末進行」。書初めなのに「年末進行」。
 「洒落」 くみさんの4コマ連続「あははは」が効いています。


『コンビニ番長』 ふくた伊佐央
 始まった当初は、素人っぽい漫画だなと思っていましたが、最近はネタにヒネリがきいてきたと感じます。


『ヘルパーライフ』 魔神ぐり子
 まんがライフMOMOの『おそうじ天国』の人ですね。毒のある作風が、まんがくらぶ向きかもしれません。


『そうだ!会社へ行こう!』 そにしけんじ
 ランチの話オンリー。よくまとまっています。

まんがくらぶ 2008年 02月号 [雑誌]

まんがくらぶ 2008年 02月号 [雑誌]